【ほぐす順番】体のケアは「中央→末端」?それとも「末端→中央」!?

ハテナちゃん
体のケアをする際って、どんな順番で行うのがベストなんですか?

人の体をケアする方法は、大きく分けて2パターン存在しています。

それは「中央→末端」に向かってケアする方法と「末端→中央」に向かってケアする方法です。

どちらも体のケアをするいう意味では共通ですが、ほぐす順番は180度異なっています。

今日はこの「体のケアの順番」についてまとめてみようと思います。



①体の中央→末端に向かってほぐす

体の中央というのは「心臓」に近い部分、すなわち体幹周辺を指します。

先に背中や腰、肩甲骨周りをほぐし、その後に腕や足にアプローチしていくのが①のやり方です。

ハテナちゃん
このほぐし方はどんな人にオススメなんですか?

血液は、酸素や栄養素を運ぶだけでなく、熱の運搬も行っています。

したがって

  • 「運動前」に体のケアをしたい
  • 全身に「冷え感」を感じている
  • 「だるさ・重さ」がある

という人には、このほぐし方がオススメです。

「中央→末端」で筋肉をほぐしていくと、体循環が促進されて末端部に血液が流れ込んでいきます。

Tomy
これが体循環の流れです。

105157(引用:kotobank.jpより)

体循環が促進されると、体は温まり、各組織の代謝も向上してきます。

 

②体の末端→中央に向かってほぐす

一方で、体の末端部から中央へ向かってほぐす体のケア方法も存在します。

ハテナちゃん
このほぐし方はどんな人にオススメなんですか?

人間の体には「動脈」「静脈」「リンパ」が流れています。

この3つのうち「動脈」は”心臓のパワー”で押し流されていきますが、「静脈」と「リンパ」に関しては”筋肉の収縮”が必要であり、比較的押し流す力が弱い傾向にあります。

②のほぐし方は、静脈とリンパの流れをサポートする目的も含まれてくるので、

  • 「運動後」に体のケアをしたい
  • 「全身の疲労感」がある
  • 「むくみ」が気になる

ような人にはオススメのケア方法になっています。

 

効果の違いは?

このように、原理で考えてみると

  • 「中央→末端」=運動”前”の体のケアに。
  • 「末端→中央」=運動”後”の体のケアに。

となります。

しかしながら、このほぐし方による「効果の違い」を明確に示したエビデンス(研究報告)は見たことがありません。

個人的な意見としては、あまり大きな差はないのではないかと思っています。

そもそも、このほぐし方の順番には「文化的な背景」も関与しています。

ハテナちゃん
文化的な背景…?

 

<東洋式と西洋式>

体のケアには「東洋式」「西洋式」という2つの大きなジャンルがあります。

東洋の考え方は「氣の流れ」です。

体の中には「氣」を流すエネルギーラインがあり、これは中央から末端に向かって進んでいくと考えられています。

したがって「指先から悪い氣を放出する」という考え方のもと、中央→末端に向かって「押す・ほぐす」方法が東洋式のベターになっています。

ハテナちゃん
へぇ〜、なるほど!

一方の西洋式では「リンパの流れ」を重視します。

リンパは基本的に末端→中央に向かって流れてくるため、その流れを妨げないためにも、腕や足からオイルを使って「流し」始めます。

どちらが良い悪いということではありません。

双方のメリットをきちんと理解して、尊重し合うことが大切です。

Tomy
だから、東洋系の”マッサージ”は中央→末端に進み、西洋系の”オイルケア”は末端→中央に進んでいくんですね。

 

まとめ

体のケア方法には2つの大きな流れがあります。

基本的な考え方は

  • 「中央→末端」=運動”前”の体のケアに。
  • 「末端→中央」=運動”後”の体のケアに。

で良いかと思いますが、そこまでこだわる必要はないかもしれません。

両方のケアを経験して、自分に合ったやり方を選択するのがベストだと思います。

では今日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

うぱ
今日もありがとうぱ!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

千葉県出身。
現在は「健康」×「教育」の仕事に従事。

将来の夢は「全ての人が毎日ストレッチする文化を創ること」。
”歯磨きすること”と同じくらいの感覚で、体のケアをする文化が広まれば、きっと世界を変えていける!と信じている。
マイペースで群れることが嫌いな典型的なB型気質。同居人(?)”うぱ”とののんびりライフを進行中。

◯順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツ科学科(スポーツ医科学専攻)卒
◯日本ストレッチング協会(JSA)会員:協会認定ストレッチインストラクター<CSI>
◯NSCA-JAPAN正会員