【体が硬くなる仕組み】体が固くなる原理/メカニズムとは?(初級編Ver,)

ハテナちゃん
人の体ってどうして硬くなっていくんですか?

生まれた時には柔らかかった体も、日々のストレスや運動不足の蓄積によって次第に硬くなっていきます。

前回のブロクでは、この原因を4つにまとめて紹介しました(詳細はこちら→【体が硬くなる原因】人の身体はなぜ硬くなるの?)。

今回はそれらの原因を受けた時に「体の中ではどんな変化が起こっていくのか」をまとめてみたいと思います。



スパンで区切って考える

体が硬くなる、すなわち柔軟性が低下していく過程を考える際に、抑えておきたいポイントは「短期的なスパン」「長期的なスパン」です。

これらを混同してしまうと時系列があいまいになり、全体像が把握しにくくなってしまいます。

ではそれぞれを分けて考えていきましょう。

 

<短期的なスパン>

短期的なスパンにおけるキーワードは

  • 交感神経の優位
  • 筋肉の緊張(持続的な収縮)

の2つです。

一定の姿勢を長時間取り続けていたり、精神的なストレスを感じる環境にいたりすると「自律神経:じりつしんけい」における交感神経が優位になってきます。

Tomy
自律神経というのは、人の意識とは無関係に働く神経のことですね。

交感神経が優位に働くと、体は「スイッチON状態」になり

  • 筋肉の収縮
  • 血圧の上昇
  • 心拍数の上昇

といった反応が現れます。

これによって無意識のうちに筋肉が収縮し、緊張状態に陥ります。

ハテナちゃん
姿勢の悪さはもちろんですが、寒さや騒音などのストレス環境下にいることも体の硬さにつながってしまうんですね!

したがって、短期的なスパンで考える体の硬さは

  • リラックス環境を作って気分転換をする
  • 緊張してこわばった筋肉をほぐす

といった対処をとることで、ある程度改善することができます。

ここまではそう大きな問題ではありません。

大変なのは、この状態が慢性化したことで生じる体の硬さです。

 

<長期的なスパン>

長期的なスパンにおけるキーワードは

  • 筋硬結の発生
  • コラーゲン線維の癒着

の2つです。

ハテナちゃん
あら。。あんまり聞き馴染みのない言葉が…

「筋硬結:きんこうけつ」というのは、筋肉が硬くなったままこわばってしまい、小さなしこりのような形状になっている状態です。

Tomy
こんなイメージですね!

(引用:江原鍼灸整骨院.より)

*筋硬結については前回のブログで詳しくまとめています→【筋硬結】筋肉にできる「ゴリっっ!」の正体とその対処法

この筋硬結はなかなか厄介な存在で、筋肉を硬くするだけでなく「疼痛:とうつう」と呼ばれる痛みも引き出してしまいます。

硬くなる→痛みがでる→動かしたくない→さらに硬くなる→痛みが強まる→交感神経が働く→周辺部位も硬くなる。。

という「負のスパイラル」が発生すると、体はどんどん硬くなっていってしまいます。

解消するためには「電気や針を使った局所的な血行の促進」「生理食塩水の注射」等の処置が必要になる場合もあります。

ハテナちゃん
なるほど。。

また長期的なスパンで考えると、硬くなる要因は筋肉だけではありません

筋肉の周りに存在する「筋膜」や、関節の周りに存在する「関節包・靭帯」といった”結合組織”にも悪影響が及んでしまいます。

これらの”結合組織”「コラーゲン線維」というタンパク質の”ヒモ”で構成されています。

Tomy
医療用のガーゼのようなイメージですね!

(引用:www.jst.go.jpより)

普段は柔らかく動きますが、長期的に動かさないと配列が乱れ、互いにくっついてしまいます(これを「癒着」といいます)。

これによって伸びが制限されて、より動かしにくい環境になってしまいます。

「継続的なストレッチ」によって、線維配列を整えていくことが大切です。

 

まとめ

「体が硬くなる」要素には短期スパンと長期スパンがあること、ご理解いただけたでしょうか。

短期スパンは「神経」「筋緊張」の問題です。

キーワードは

  • 交感神経の優位
  • 筋肉の緊張(持続的な収縮)

の2つです。

一方、長期スパンだと「筋肉」だけでなく、筋膜や靭帯といった「結合組織」の問題も加わります。

キーワードは

  • 筋硬結の発生
  • コラーゲン線維の癒着

の2つです。

きちんと分けて理解することで、より適切な対処法を取ることができるようになります。

より詳しい情報を求めている方は

これらの記事も参考にしてみてください。

では今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

うぱ
今日もありがとうぱ!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

千葉県出身。 現在は「健康」×「教育」の仕事に従事。 将来の夢は「全ての人が毎日ストレッチする文化を創ること」。 ”歯磨きすること”と同じくらいの感覚で、体のケアをする文化が広まれば、きっと世界を変えていける!と信じている。 マイペースで群れることが嫌いな典型的なB型気質。同居人(?)”うぱ”とののんびりライフを進行中。 ◯順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツ科学科(スポーツ医科学専攻)卒 ◯日本ストレッチング協会(JSA)会員:協会認定ストレッチインストラクター<CSI> ◯NSCA-JAPAN正会員