【ストレッチのタイミング】ストレッチは1日の中でいつするのが効果的!?

ハテナちゃん
ストレッチっていつやるのが一番効果的なんですか?

ストレッチは1日の中でいつ行なうのがベストなのでしょうか。

今日は「ストレッチのタイミング」について考えてみようと思います。

 

キーワードは「体温」

一言で「ストレッチ」と言っても、ストレッチには様々な種類と目的があります。

ここでは最も一般的な”疲労回復のためのスタティック(静的)ストレッチ”について考えてみたいと思います。

Tomy
15~20秒程度、ゆっくりじわ〜っと伸ばしていくストレッチのことですね!

ストレッチの効果を上げるためのポイントは、

  1. 体(筋肉)の粘弾性が低下していること(柔らかい状態であること)
  2. 血行が促進されていること
  3. 副交感神経が優位になっていること

の3点です。

このポイントを満たすためのキーワードが”体温の上昇”です。

そもそも体(筋肉)はタンパク質で構成されているため、温度が上がることによって柔らかくなる性質があります。

また温度が上がると血管が拡張され、血流も促進されていきます。

したがってストレッチを行う理想的なタイミングは、”体温”が最大限まで高められているタイミングになります。

ハテナちゃん
どういう時に体温は上がりますか?

基本的に体温は”運動”・”入浴”・”食事”によって高められます。

ただ食後は消化器官(胃や肝臓、小腸など)に血液が集められるので、このタイミングでのストレッチはオススメしません。

最もオススメのタイミングは、やはり”入浴後”です。

お湯は空気よりも熱伝導に優れているため、体温をスムーズに引き上げることができます。

ぜひ入浴後にストレッチタイムを設けるようにしてみましょう。

 

<1日の中での体温変化>

人間の体には「日内変動」「概日リズム」と呼ばれる体温の波が存在しています。

(引用:睡眠障害のことが分かるサイトより)

この体温の波は朝方が最も低く、夕方以降になるにつれて高くなるという特徴があります。

したがって早朝にいきなりストレッチを行うのは△です。

  • ”夕方〜夜”の時間帯
  • 入浴”後”

がストレッチのベストタイミングになるでしょう。

Tomy
やはりその時間帯がストレッチタイムの王道なんですね!

ただ、あくまで基準は”体温の上昇”です。

早朝に強度の高い運動をする人にとっては、その後がベストのストレッチタイミングになることも考えられます。

ぜひご自身の生活習慣と照らし合わせて、体温が最も高くなるタイミングでストレッチをするようにしてみてください。

 

<体温が上がっている目安>

ハテナちゃん
体温が上がっている目安ってありますか?

体温が上がっていることの目安となるのが”発汗”です。

理想としてはポタポタと流れ落ちる汗ではなく、じわ〜っとにじみ出てくる汗をかいているタイミングがベストです。

流れ落ちる汗は、熱の放散と気化熱によって一気に体温を下げてしまうことがあるので注意しましょう。

Tomy
汗が多いときは、着替えを先に済ませるといいですね!

 

まとめ

ストレッチを行うベストタイミングは、1日の中で最も”体温”が上がっているタイミングです。

多くの人にとっては

  • ”夕方〜夜”の時間帯
  • 入浴”後”

というのがストレッチタイムの基準になるかと思います。

ぜひ普段のストレッチの参考にしてみてください。

では今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

うぱ
今日もありがとうぱ!

 

<セラピストの皆さんへ>

トップセラピストに必要な“実践的ノウハウ”をまとめています。

→【トップセラピスト養成講座(全50話)

==

また現場で活躍するセラピストに向けた“人気コラム”も書いています。

→【セラピストサロン

ぜひ覗いてみてください。

シェア・ブックマークも忘れずに

「また後で見に来よう!」で見失わないように、シェア・ブックマークボタンをぜひご活用ください。


 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT US
Tomy先生
千葉県出身。 現在は「健康」×「教育」の仕事に従事。 将来の夢は「全ての人が毎日身体のケアをする文化を創ること」。 ”歯磨きすること”と同じくらいの感覚で、体のケアをする文化が広まれば、きっと世界を変えていける!と信じている。 マイペースで群れることが嫌いな典型的なB型気質。西新宿にて週末個人サロン「Tomy's room(トミーズルーム)」を運営中。 ◯順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツ科学科(スポーツ医科学専攻) ◯日本ストレッチング協会:認定ストレッチインストラクター<JSA-CSI> ◯全米ストレングス&コンディショニング協会<認定パーソナルトレーナー(CPT)&認定SCスペシャリスト(CSCS)>