【腱と靭帯の違い】そもそも腱と靭帯って何が違う?

ハテナちゃん
腱と靭帯って何が違うんですか?

知っていて当然のことでも、”知っているつもり”で解決してしまっていることは多くないでしょうか?

知らないことは悪ではありませんが、知ろうとしないことは時に悪になることもあります。

今日は体の根本である「腱と靭帯の違い」についてまとめていこうと思います。



腱と靭帯の違い

腱と靭帯は、全くもって別物です。

簡潔にまとめると

  • 腱=「筋肉」と「骨」をつなぐところ
  • 靭帯=「骨」と「骨」をつなぐところ

となります。

ハテナちゃん
役割が異なるんですね!

腱は筋肉の端っこにあり、筋肉を骨につなぎ止めている部分です。

手首や膝まわりで確認できる「スジ」は、基本的にすべて腱を表しています。

一方の靭帯は、骨と骨をつなぎ止めている部分です。

関節の内部にありますから、外から触ったり、ストレッチ中に伸ばしたりすることはできません。

ぜひ違いは明確にして覚えておきましょう。

Tomy
いずれも「コラーゲン」と呼ばれるタンパク質で構成された硬いヒモですね!

 

「腱鞘炎」って何のこと?

ハテナちゃん
「腱鞘炎」になったことがあるのですが…腱とはどんなつながりがあるんですか?

腱鞘とは、腱を収める「鞘:さや」を意味する言葉です。

大きな関節動作にかかわる腱に存在し、腱を骨にくくりつけておくためのクリップとしての役割をもっています。

例えば、指の関節でイメージしてみましょう。

筋肉から派生した腱は、先端につながっていきます。

もし腱鞘のない状態で指を曲げようとすると、このようになります。

腱が最短距離で走行してしまい、腱自体が傷みやすくなったり、先端の関節がズレやすくなったりすることはイメージできるでしょうか。

この状態を防ぐために腱鞘が存在しています。

腱鞘があることによって、常に腱と骨との距離を一定に保つことができるようになります。

ハテナちゃん
腱鞘にはそんな役割があるんですね!

腱を抑えている部分ですから、使いすぎてしまうと内部で摩擦が生じます。

一般的にはこの状態を「腱鞘炎」と呼んでいます。

負担をかけすぎないような配慮が大切です。

 

ストレッチと腱と靭帯

ストレッチの狙いはあくまで「筋肉」です。

筋肉を伸ばすことで多少腱も伸びてきますが、平均伸張率は”2%程度”とも言われており、ほとんど変化は起こせません。

またアキレス腱(直径およそ100平方mm)などの太い腱の場合だと、1トン程度の負荷に耐えることができたという報告も挙がっています。

Tomy
腱を柔らかくする、という発想は×ですね。

また靭帯には「関節を固定する」という役割がありますから、伸ばしにいく行為はNGです(プロレスの関節技になってしまいます)。

繰り返しとなりますが、ストレッチはあくまで「筋肉」を中心に伸ばしていくものであることを覚えておきましょう。

 

まとめ

まとめると

  • 腱=「筋肉」と「骨」をつなぐところ
  • 靭帯=「骨」と「骨」をつなぐところ

です。

基本的なことほど、わかりやすい言葉で伝えるのが難しいこともあります。

ぜひ日々勉強していきましょう。

では今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

うぱ
今日もありがとうぱ!

 

【シェア・ブックマークも忘れずに】

この記事の他にも「体のケア」に関するお役立ち情報を多数掲載しています。

更新情報等のお知らせはこちらから↓
友だち追加

「また後で見に来よう!」で見失わないように、シェア・ブックマークボタンをぜひご活用ください。

 
このエントリーをはてなブックマークに追加

では改めまして…いつもありがとうございます。



<オススメ本の紹介>

ABOUTこの記事をかいた人

千葉県出身。 現在は「健康」×「教育」の仕事に従事。 将来の夢は「全ての人が毎日ストレッチする文化を創ること」。 ”歯磨きすること”と同じくらいの感覚で、体のケアをする文化が広まれば、きっと世界を変えていける!と信じている。 マイペースで群れることが嫌いな典型的なB型気質。同居人(?)”うぱ”とののんびりライフを進行中。 ◯順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツ科学科(スポーツ医科学専攻)卒 ◯日本ストレッチング協会会員:認定ストレッチインストラクター<JSA-CSI> ◯NSCA-JAPAN正会員<NSCA-CPT> ***筋肉勉強サイト「筋肉のハナシ」も絶賛運営!詳細はこちら→「http://kinniku-no-hanashi.com」!