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今回紹介する本は、クリス・ジャーメイ氏の「ムービングボディ 動きとつながりの解剖学」です。
「筋肉ってどこからどこまでがつながっているんだろう…」そんな疑問を感じたことはありませんか?
この本は「筋肉のつながり」を勉強したい方にぜひオススメしたい1冊です。
内容
本の内容は全部で8章に分かれていますが、大きく分けると
- 解剖学の基礎知識
- 骨格筋と筋膜
- アナトミートレイン
の3つになります。
<①解剖学の基礎知識>
まず初めの「解剖学の基礎知識」は、広く・浅くの基礎的内容です。
屈曲や内転などの「解剖学上の動きの説明」や「細胞(組織)の構造」「関節の種類」…など、一般的な解剖学の基礎が一通り紹介されています。
ページサイズが大きく、フルカラーなので「読み込む」というより「眺める」ことで勉強できます。
フルカラーによるイラストが満載なので、活字が苦手な人にもオススメです。
<②骨格筋と筋肉>
続いて「骨格筋と筋膜」のパートも、イラストが豊富でわかりやすいです。
「筋肉の基本的構造」はもちろんのこと「収縮のレパートリー」や「力学」「作用」についても触れられています。
体の勉強を”初めて”する方にとっては、読みやすい内容かと思います。
<③アナトミートレイン>
最後の「アナトミートレイン」のパートでは、7つのラインについて一通りの解説が付いています。
アナトミートレインというのは「筋筋膜経線」とも呼ばれ、冒頭で紹介した「筋肉のつながり」を示すラインのことです。
こちらも大きなイラストと分かりやすい説明文が載っています。
こんな人にオススメ
この本を一言でいうと「広く・浅い基礎知識のまとめ集」です。
良く言えば「豊富なジャンルの基礎知識が1冊に集約されている本」ですが、悪く言えば「踏み込んだ情報が少ない本」です。
生理学や解剖学をきちんと学んだことがある人にとっては、若干退屈な内容かもしれません。
しかし、これから初めて体のことを勉強し始める方には、非常にオススメの一冊です。
何より
- テキストサイズが大きい
- イラストが多い
- イラストがカラー
- 文字数(活字)が少ない
- 骨格も筋肉も細胞も、基礎的内容が全部揃っている
のは大きな魅力です。
紙の材質もしっかりとしているので、長期間愛用できると思います。
「体の勉強を始めたい…でも、何からすればいいのかわからない」という方は、ぜひこの本から始めてみてください。
まとめ
体の勉強はやればやるほど楽しくなります。
そして、知れば知るほど、知りたいことが出てくると思います。
その第一歩として、ぜひご活用ください。
ではでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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