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今回紹介するのは、野見山文宏氏の「感じてわかる! セラピストのための解剖生理 カラダの見かた、読みかた、触りかた」です。
著者は医者や大学教授ではなく、元営業マン。
それゆえに伝え方が柔らかく、難しい内容をイメージを使って易しい言葉で説明してくれます。
新人セラピスト、トレーナーがまず読むべき本の1冊です。
内容
内容は「ズームアウト編」と「ズームイン編」の2つに分かれています。
<ズームアウト編>
ズームアウト編は身体の構造を少し”引いて”見て、全体観を紹介しています。
- 渋滞の原因は遠く離れた所にある!
- 骨盤が混雑すると何がおこるの?
- キャベツをぶら下げていれば肩も凝るよね〜
- なぜ肩で息をするの?ストレスとエラ呼吸
- ズームアウトの果てにあるもの
などなど、タイトルを見るだけでも面白そうだと思いませんか?
「そういう伝え方(例え方)があるのか…!」と発見が多い内容でした。
<ズームイン編>
ズームイン編では上記の内容より一歩踏み込んで、身体の各パーツを対象にしています。
- 腕の付け根はどこ?
- 正しい脚の付け根はどこ?
- 膝関節を触ってみよう
- そもそも「もみ返し」ってなに?
- 筋繊維方向と圧の加え方/刺激の強さ
など、こちらも興味深い内容がたくさんあります。
後半では手技にまつわる説明もあるので、新人セラピストやトレーナーも良い学びになると思います。
ぜひ読み込んでみてください。
こんな人にオススメ
とにかく伝え方が柔らかく、そして面白いのであっという間に読めてしまう1冊です。
本の中身もこのように↓
可愛いタッチのイラストが多数ちりばめられているので、飽きることがありません。
しかもこのイラストは可愛いだけでなく、ポイントを正確に捉えています。
文章内容をイメージで補ってくれるので、初めて勉強をする人もサクサク読み進められると思います。
強いて”ネガティブポイント”を挙げるとすれば、体系的に全知識がまとめられているわけではないということです。
したがって、この本だけでは漏れてしまう分野(情報)が出てきてしまいます。
ただ「初めての1冊」には最適です。
ぜひこの本をきっかけにして「身体の面白さ」に気づき、いろいろな分野の勉強にチャレンジしてみてください。
まとめ
全体的に「伝え方が上手だなぁ」と実感する1冊です。
易しい言葉とわかりやすいイラストのW効果で、初めて勉強をする人にも理解しやすい内容だと思います。
興味のある方はこちらからどうぞ↓
では今日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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では改めまして…いつもありがとうございます。
はじめまして!著者の野見山と申します。別の目的で検索をしていたところ、こちらのサイトを発見しとても丁寧にご紹介下さっていて嬉しくなりました。ありがとうございます。こちらでは多角的・客観的な視点から多くの情報をわかりやすく提供して下さっており、大変勉強になります。今後ともどうぞよろしくお願いします。
こちらこそメッセージをいただきましてありがとうございます。著者の方にご連絡をいただけるなんて大変嬉しく思います。ぜひ他の記事もご覧になってください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。