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今回紹介するのは、マイケル・J・オルター氏の「柔軟性の科学」です。
ストレッチの魅力を自分の言葉で語る上では、絶対に読んでおくべき1冊です。
内容
この本はストレッチにまつわる柔軟性全般の情報が盛り込まれた大書です。
総ページ数は「496ページ」にもなります。
内容としては
- 柔軟性とは何か?
- 柔軟性に関連する要素(筋膜、筋肉、関節など)の基礎知識
- ストレッチの理論
- ストレッチと〇〇の関係性
といった大きな柱が存在しています。
基本的にはこのように↓
文章がメインの構成となっているため、読み込むのには多少の時間が必要となります。
ただ、表面的なストレッチのノウハウだけでなく、
- ストレッチをすると血管や神経はどのように変化するのか
- 柔軟性には遺伝の影響があるのか
- ストレッチの伸ばし方で結果に違いは出るか
といった興味深い内容がエビデンス(根拠・データ)によって示されているので、ストレッチを勉強したい方には必読の1冊だと思います。
こんな人にオススメ
情報量が非常に多い本なので、初心者の方(「これから勉強を始めるぞ!」の方)にはオススメしません。
また「固有受容器」や「筋節」といった言葉に聞き馴染みのない方も、まだ手を出すべきではないと思います。
そういう方は、まずは基礎的知識をこういった↓
本で勉強し、これらの内容に「物足りなさを感じてきた段階」でチャレンジしてみることをオススメします。
しかし、「柔軟性の科学」はストレッチを極めていく上で絶対に通らなければならない1冊だと思っています。
- ストレッチの科学的根拠
- ストレッチの部位別の特徴
- ストレッチの危険性
- ストレッチが運動に与える影響
などに興味がある方はぜひ読んでみてください。
何事にも当てはまりますが、魅力だけを語る人は信用できません。
ストレッチにおいても「ストレッチをやりましょう、ストレッチは大事ですよ」の一辺倒の言葉では、底の浅さを感じさせます。
リスクを知り、危険性を知り、ストレッチが与える良い影響も悪い影響も理解した上で、魅力を語ることが大切です。
スキルアップのためにぜひチャレンジしてみてください。
まとめ
ストレッチのことを語る上で、欠かせないのがこの本です。
およそ500ページ、隅から隅まで読んでみましょう。
読み終わったときにはきっと今よりストレッチの魅力を自分の言葉で語れるようになっていると思います。
興味のある方はこちらからどうぞ↓
では今日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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