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今回紹介するのは、Jari Ylinen氏の「ストレッチングセラピー」です。
ストレッチに関する理論と、全身のストレッチ方法をカラー写真で紹介してくれるオススメの1冊です。
今日は少しだけ内容を紹介していこうと思います。
内容
この本は「理論編」と「テクニック編」の2つに分かれています。
理論編に115ページ、テクニック編に180ページを費やしている大書です。
理論編は基礎から応用まで”エビデンス(科学的根拠や論文データの引用)”に基づいて書かれているので、とても勉強になります。
内容としては
- ストレッチング中の血行
- 筋硬直へのストレッチ効果
- 筋力へのストレッチ効果
- ストレッチの筋膜への影響
といったストレッチにまつわる関連知識が盛りだくさんです。
また「ストレッチの種類」も多数紹介されています。
- パッシブ・ストレッチ
- アクティブ・アシスティッド・ストレッチ
- ダイナミック・ストレッチ
- バリスティック・ストレッチ
- スタティック・ストレッチ
- コントラクト・リラックス・ストレッチ
- マッスルエナジーテクニック
- カウンターストレイン
- ファンクショナル・ストレッチ
一言でストレッチと言っても、目的や用途に応じてこんなにたくさんの種類があることをご存知でしたでしょうか。
後半は「ストレッチテクニック」が紹介されています。
基本的には全て”ベッドを活用したパートナーストレッチ”です。
このように↓
- 「筋肉のイラスト」とその筋肉の”起始停止”
- 「ストレッチテクニック」とその”注意点”
が載っています。
広背筋や大胸筋といった主要な筋肉だけでなく、胸骨舌骨筋や母指内転筋、多裂筋群などのかなりマニアックな細かい筋肉のストレッチ方法も紹介されていることが特徴です。
より細かいストレッチテクニックを求めている方には、必読の内容だと思います。
こんな人にオススメ
とにかく「細部にこだわる一冊」になっているので、ストレッチを極めていきたい人にはオススメです。
ストレッチに対してオタク気質な人(私もそうですが…)には、たまらない内容の1冊だと思います。
一方で、実技編も理論編も細かい活字がたくさん並んでいます。
読み込むためにはそれなりのモチベーションが必要ですから、新人トレーナーや新人セラピストの方はまだ手を出さないほうがいいと思います。
「もっとストレッチのことを学びたいな」という意欲が出てきたタイミングでぜひ読んでみてください。
まとめ
ストレッチはとても奥深いものです。
そして学べば学ぶほど、知らないことが出てきます。
そこに楽しさを感じられる人にとっては、最高の1冊だと思います。
興味のある方はこちらからどうぞ↓
では今日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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