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みなさんは普段、ストレッチの”順番”を意識していますか?
結局全部を伸ばすなら、どこからストレッチをしても同じ…?
この認識は、フルコースの料理に対して
「結局全部胃に入るんだから、どんな順番で食べても一緒でしょう」
と言っているのと同じくらい極論です。
ストレッチにも適切な順番は存在していますし、同じ内容でも順番が異なるだけで効果は大きく変わってきます。
ストレッチの「順番」
ストレッチの順番には、大きく分けて2つのパターンがあります。
- 「末端部」の”小さい”筋肉から行うパターン
- 「中央部」の”大きい”筋肉から行うパターン
以下で詳しく見ていきましょう。
<①「末端部」の小さい筋肉から>
まず1つ目は、体の末端(手首や足首周り)からストレッチをしていくやり方です。
そもそもストレッチによって筋肉に刺激が入ると、全身の”血液の流れ”が活性化されます。
「血液の流れが良くなる」ということは「心臓から送り出される血液量が増える」ということです。
これは心臓に大きな負担をかけてしまうことを意味しています。
したがって、心臓への負担を避けたほうがいい↓
- ”高齢”の方のストレッチ
- 体がまだ起きていない”早朝”の時間帯のストレッチ
- 運動”開始直後”のウォーミングアップでのストレッチ
においては、こちらのやり方がオススメです。
一例としては
- 手の平のグーパー運動
- 手首のストレッチ
- 肩まわりのストレッチ
- 足首回し
- アキレス腱のストレッチ
- 太もも(前後)のストレッチ
- 股関節のストレッチ
- お腹・背中のストレッチ
- 胸まわりのストレッチ
- 首のストレッチ
などの流れが良いかと思います。
各ストレッチの内容に関しては【イラストでわかるストレッチングマニュアル】も併せてご確認ください。
<②「中央部」の大きい筋肉から>
「中央部」から行うストレッチの際の基本は
- ジョギングなどを行い、体が”すでに温まっている状態”でのストレッチ
- 適度に運動をする”習慣”がすでに身についている方が行うストレッチ
の2点です。
また「体の硬さを自覚している方」にオススメなのもこちらの順番です。
末端部の小さな筋肉を狙ってストレッチをかけにいくと、動作の際の”逃げ場”が少なく、痛みを感じさせてしまう場合があります。
一方で、大きい筋肉・大きい関節であれば、多少ストレッチ強度が高くても、動作全体で伸びを受け入れられるので怪我のリスクが少なくなります。
一例としては
- 深呼吸・全身の伸び
- 股関節のストレッチ
- 膝の屈伸ストレッチ
- アキレス腱のストレッチ
- 胸まわりのストレッチ
- 肩まわりのストレッチ
- 手首のストレッチ
- 首のストレッチ
などの流れが良いか思います。
こちらも詳細に関しては【イラストでわかるストレッチングマニュアル】をご参照ください。
まとめ
普段行うストレッチの「順番」は、”ルーティーン化”している方も多いと思います。
ただ、同じストレッチ内容でも目的や対象者に応じて順番が異なってきます。
ぜひ安全で効果的なストレッチを実施してください。
では今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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