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今回紹介する本は、ストレッチを勉強する上では欠かせない1冊、Michael J.Alterの「イラストでわかるストレッチングマニュアル」です。
一般的な書店にはほとんど置いてありませんが、ストレッチ関係者のバイブルともいえる一冊です。
オススメの内容
著者である「Michael J.Alter」というのは、アメリカの元体操選手であり、ストレッチングの専門家です。
この本の他にもストレッチにまつわる著書(「柔軟性の科学」や「ストレッチングの科学」など)を多数出版しています。
<前半>
本の前半は、ストレッチに関する基礎知識が載っています。
具体的な内容としては、
- ストレッチングの効果
- ストレッチングに対して、体はいかに反応するのか?
- ストレッチングをすると、体に何が起こるのか?
- 他動的、自動的ストレッチとは?
- 何が筋肉の張りやコリの原因なのか?
- よいウォーミングアップの効果
- ストレッチングについての論争
などなど…テーマごとに詳しく解説が載っています。
ぜひ読み込んでみてください。
<後半>
後半は非常に多くの「ストレッチプログラム」が紹介されています。
特徴は、とにかく紹介されているストレッチプログラムの種類が”多い”ことです。
1冊で「311種類」ものストレッチプログラムが載っています。
”特異的なパートナーストレッチ”や”バーベルを活用したストレッチ”など、一般的にはあまり見かけないストレッチプログラムもふんだんに掲載されています。
「そういう伸ばし方もあるのね…!」と驚く内容も多々あるかと思います。
こんな人にオススメ
他には、スポーツ別の「プログラム構成」も大変充実しています。
最近書店で見かけるストレッチ本は、野球やサッカー、テニス、バスケといった一般的なスポーツに関するプログラム構成しか載っていないケースが多いです。
しかし、この本は
- アーチェリー
- クロスカントリー
- ダンス
- 飛び込み
- フィギュアスケート
- ハイキング
- ラクロス
- 武術
- ボート
- 水上スキー
- レスリング
といった専門的競技に関するプログラム構成も多数取り上げています。
該当する競技にどのようなストレッチを組み込んでいけばいいかが一目瞭然です。
したがって
- 「ストレッチ手技のレパートリーを増やしたい」
- 「競技におけるストレッチングプログラムを立案したい」
と考えている方にはオススメの一冊です。
2000円弱でこの情報量はコスパ◎、1冊手元に置いておくと何かと便利だと思います。
まとめ
とにかくストレッチに関する情報が豊富なことがこの本の特徴です。
ただ、情報量の多さゆえに読む側の「取捨選択する力」が必要となってきますので、初心者の方には少し難しいかもしれません。
しかしながら、いずれどこかで必要になる1冊です。
興味のある方はぜひご一読ください。
ではでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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では改めまして…いつもありがとうございます。
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