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筋肉や体についての勉強を始めてみたいんだけど…
「何から勉強したらいいかわからない…」
「どうやって勉強したらいいかわからない…」
そんなお悩みを抱えていませんか?
今日は新人トレーナーやセラピストさんに向けて「効率的な勉強方法」をお伝えしていきたいと思います。
まずは興味のある所からスタート
体の勉強を始めるうえで大切なのが「脱・学校教育式」の勉強法です。
これは要するに「1ページ目から勉強しない」ということです。
中学や高校の教科書というのは、基本的に前ページから順番に「文法・公式」→「練習問題」→「まとめ」と並んでいます。
掛け算ができないと因数分解がわからないように、1ページ目から順番に取り組んでいかないと、後半の内容は理解できません。
勉強が続かない人は、たいていこの「学校教育式」で取り組み始めてしまっています。
解剖学のテキストの多くは「細胞の仕組み」から始まっているため、いきなりリボソームやミトコンドリアといった”ピンとこない言葉の羅列”に出くわしてしまい、嫌気がさすケースが多いです。
体の勉強に使うテキストは、”各章が独立して存在”しています。
そのため、いきなり後半のページを開いてみても何ら問題ありません。
そもそも「勉強したい!」というモチベーションになったということは、何らかの知りたい情報が出てきたということです。
それが筋肉の名称なのか、筋肉の付いている位置なのか、細胞の仕組みなのかは人それぞれですが、
「とにかくその”知りたい情報”から徹底的に勉強していく」
というスタンスが大切です。
まず覚えるべきこと
その基本スタンスを理解した上で「解剖学」に焦点を絞って話を進めましょう。
理想的な覚える順番としては
- 骨の名称
- 関節の名称
- 動作の名称
- 筋肉の名称
- 筋肉の起始と停止
- 筋肉の作用
という流れになります。
筋肉の名称というのは、「骨」に基づく場合が多いです。
骨の位置と名称がわかれば、筋肉名のおおよそのイメージが湧いてきます。
例えば、こちらのイラストの筋肉名はわかるでしょうか?
(引用:「ヒューマン・アナトミー・アトラス」より)
この筋肉は「橈側手根屈筋:とうそくしゅこんくっきん」と言います。
漢字だけを見ると難しく感じますが、
- ”橈骨”という骨に寄り添い(橈側)
- 筋走行が”手根”につながっていき(手根)
- 収縮によって手根を”屈曲”させる(屈筋)
という3つの意味を含んだ筋肉名になっています。
また勉強を進めていく上では、⑤(起始・停止)と⑥(作用)の順番も大切です。
先に覚えるべきは「⑤(起始・停止)」です。
まずは該当する筋肉がどこからどこへつながっていくかをイメージできるようになりましょう。
先ほどの「橈側手根屈筋」においては、”肘の内側”が起始で、”手根(親指の付け根)”が停止です。
この筋走行がイメージできるようになれば「⑥(作用)」もイメージできるようになってきます。
作用(筋肉が収縮する)というのは、停止が起始に近づく動きをするということです。
「橈側手根屈筋」で見ていくと、
- 手首が曲がること(屈曲)
- 親指側に倒れること(外転:橈屈)
の2つの作用がイメージできると思います。
この勉強方法を、まずは主要な筋肉(抗重力筋)から始めてみましょう。
筋肉の勉強をさらに深めたい方へ
筋肉を勉強していきたい方に最もオススメなのが「ヒューマン・アナトミー・アトラス」という”アプリ”です。
このアプリのすごいところは、骨模型に対して筋肉を盛りつけてみたり(筋肉名・位置の把握)…、
その筋肉を削ってみたり(*右側の僧帽筋と広背筋が削られているのがわかるでしょうか?)…、
はたまた筋肉1つ1つを検索して表示させてみたり…、
動画で体の動きを見てみたり…、
といった筋肉に関わる全ての情報を「見える化」できるところです。
もちろん”3D構造”を活用して、筋肉を表示させたまま模型をクルクルと回転させてみたり、
拡大させてみたりすることも、自由自在に実行できます。
紙面上の本ではわからない立体構造を「見える化」できるので、
- 筋肉の走行
- 筋肉のつながり
- 筋層の深さ
- 起始と停止のポイント
などが一目瞭然です。
人体の勉強をしたい全ての方に心からオススメします。
これだけの情報が詰まっていて、値段はなんと「3,000円」です!
ダウンロードはこちらからどうぞ↓
体の勉強においては、単に難しい本を読めばいいというわけではありません。
「コツコツ継続」こそが最も重要であり、そのためには「興味がある分野」「好きな内容」であることが何より大切です。
ぜひ勉強の参考にしてみてください。
まとめ
体の勉強は、とにかく「1ページ目から勉強しない」ことが大切です。
知りたいと思った内容から手をつけてみましょう。
そして解剖学を学ぶ順番としては
- 骨の名称
- 関節の名称
- 動作の名称
- 筋肉の名称
- 筋肉の起始と停止
- 筋肉の作用
が理想です。
「コツコツ継続」でぜひ頑張ってください。
*筋肉の勉強サイト「筋肉のハナシ」も運営しています。
きっとお役に立てると思いますので、こちらもぜひ覗いてみてください。
ではでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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