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今回紹介するのは、国立スポーツ科学センターの荒川裕志氏(監修・石井直方氏)の「プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典」です。
そんな悩みをお持ちの方にぜひオススメしたいのがこの1冊です。
内容
筋肉や解剖学に関する本は世の中にたくさんありますが、初心者の方はまずこの本から始めてみるといいと思います。
内容は大きく分けて
- 筋肉の基礎知識
- 3Dによる全身の筋肉の説明
- 筋肉にまつわる詳細データ
の3つに分かれています。
いずれもフルカラーの大きなイラストが付いているので、イメージが湧きやすく、内容が頭の中に入ってきやすいです。
<①筋肉の基礎知識>
前半の30ページ弱が基礎知識編です。
- 筋の分類
- 筋の構造
- 筋収縮の性質
- 筋線維のタイプ
- 腱の役割
- 関節のしくみ
- 全身の主な骨格
- 全身の主な筋肉
などが載っています。
ページ数は少ないですが、知っておくべき内容が簡潔にまとめられていてわかりやすいです。
<②3D筋肉の説明>
本書の全体の8割近くを占めているのが②です。
- 肩周り
- 肩甲骨周り
- 肘周り
- 手関節周り
- 股関節周り
- 膝周り
- 足関節周り
- 体幹周り
- 頭部周り
の全9章で構成されています。
主要筋肉には見開きの2ページを使い、大きく丁寧に解説されています。
特徴は何と言っても「3Dイラスト」です。
「筋肉の端っこ(起始と停止)がどこについているのか」が明確になっているので、イメージが湧きやすく、理解が進みます。
また、1つ1つの筋肉の説明に加えて、各章の冒頭には関節周りの”全体イメージ”も載っています。
「イラスト:文字=8:2」程度ですので、ストレスなく”眺め勉強”できるのが大きな特徴です。
<③筋肉にまつわる詳細データ>
巻末の20ページ弱が③です。
こちらは少し踏み込んだ内容になっているので、初めての方はざっと目を通すだけで十分かと思います。
筋肉の起始と停止に加え、
- 筋肉の体積
- 筋線維の長さ
- 速筋遅筋の割合
- 関節角度と発揮される筋力の関係
などが載っています。
一覧表にまとめられているので、比較する際などに役立つと思います。
まとめ
筋肉を勉強する際は、とにかく「全体のイメージ」が大切です。
「どこからどこに付いているのか」が明確にイメージできさえすれば、筋肉の機能・ストレッチの仕方がわかってきます。
3Dイラスト満載のこの本は、そんなイメージ作りにぴったりです。
これから筋肉の勉強を本格的に始める方にぜひオススメしたいと思います。
興味のある方はこちらからどうぞ↓
ではでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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では改めまして…いつもありがとうございます。
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