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筋トレをしている人の中でも、この関係性をきちんと認識できていない人が多いように感じます。
今日は「筋トレと柔軟性の関連性」についてまとめていこうと思います。
筋トレをすると、体はどうなる!?
一般的には「筋トレをすると→筋肉量が増えて→体が硬くなる」というイメージがあるかもしれません。
また、ジムでトレーニングしている人たちの姿を見て「体が硬そう」という印象をもつ方もいるでしょう。
しかし、”適切な”筋トレを実施した場合には、体の柔軟性はむしろ向上してくると言われています。
”適切な”筋トレとは、以下の2つに当てはまるトレーニングです。
- 筋肉全体を「フル可動域」で動かす。
- 前後・左右・表裏を「バランスよく」鍛える。
ではもう少し深掘りして見ていきましょう。
<①フル可動域で動かす>
筋トレをする際には「筋肉全体をフル可動域」で動かすことがとても大切です。
そもそも筋肉というのは「アクチン線維」と「ミオシン線維」が重なり合う(滑走する)ことによって、収縮しています。
(引用:スポーツアロマサロン香樹より)
筋肉が力を発揮している状態は「ミオシン線維」が「アクチン線維」を引き込んでいる状態です。
これは言葉を変えると「ミオシン線維」が「アクチン線維」を”引き込む力”そのものが、筋肉の”収縮力”になっているということです。
そしてこの”引き込む力”は「0→100」より「30→100」のほうが力を発揮しやすくなっています。
例えば、上腕二頭筋を鍛える種目の1つに「アームカール」というトレーニングがあります。
(引用:筋トレぴろっきーより)
肘本来の可動域は「0度→145度」です。
しかしながら、0度(肘が完全に伸びた状態)から動作を始める人はそう多くありません。
おそらく「0度→145度」でトレーニングをしたら、今持ち上げている重さは持ち上がらないでしょう。
持ち上げる”重さ”に取られてしまうと、どんどん”動きの幅”が小さくなっていきます。
すると筋肉は縮んだ状態で硬くなり、伸びにくくなっていきます。
これが柔軟性を落としてしまう大きな要因なのです。
2つ目のポイントは「バランス」です。 1つの動作には必ず「主動筋」と「拮抗筋」という2種類の筋肉が存在しています。 例えば、”肘を曲げる”という動作をしている場合、 となります。 (引用:http://kinniku-no-hanashi.comより) 筋肉には「相反神経支配:そうはんしんけいしはい」という性質があり、一方の筋肉が力を発揮している際には、もう一方の筋肉は脱力するという働きがあります。<②バランスよく>
上述した「アームカール」だけをしていると、常に上腕二頭筋には力が入り、上腕三頭筋には力が入っていない状態になってしまいます。
この「バランスの悪さ」が関節の動きを制限することにつながります。
腕周りを鍛える際には「トライセプス・エクステンション」などで上腕三頭筋を鍛えることも忘れないようにしましょう。
(引用:www.goodbody-blog.netより)
つまり「バランスの悪さ」=「筋肉の長さの違い」=「関節可動域の偏り」=「柔軟性の低下」です。
ぜひバランスを考慮したトレーニングメニューを取り組んでいきましょう。
筋トレをすることによって柔軟性が低下しているのであれば、やり方を見直すことが大切です。 ポイントは の2つです。 適切な筋トレは可動域を拡大し、体を柔らかく保つことができます。 ぜひ意識してトレーニングをしてみてください。 ではでは今日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。 この記事の他にも「体のケア」に関するお役立ち情報を多数掲載しています。 「また後で見に来よう!」で見失わないように、シェア・ブックマークボタンをぜひご活用ください。 では改めまして…いつもありがとうございます。まとめ
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