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トリガーポイントというのは「筋組織内にある小さな硬結点(塊)」のことです。
この小さな硬結点(塊)は、「筋膜」を通じて全身の各所に「関連痛」を引き起こしてしまうことがあります。
まさしく体のつらさの「引き金(trigger)」になっている箇所ですから、的確にケアをすることが大切です。
今日はそんなトリガーポイントの「見つけ方」についてまとめていこうと思います。
トリガーポイントの見つけ方
トリガーポイントは、全身のすべての筋肉に発生する可能性があります。
見つける上での難しさは
「痛みを感じる箇所とは、全く無関係の位置に存在している可能性がある」
ということです。
間違った部位へのアプローチは、一時的な痛みの緩和につながることはあっても、根本的な解決には至りません。
見つけ方のルールになっているのは、
- パターンを理解する
- 圧痛点を探る
の2つです。
では1つずつ見てましょう。
<①パターンを理解する>
トリガーポイントが引き出す「関連痛」には、特定のパターンが存在しています。
例えば
- こめかみ痛
- 耳後ろの側頸部の痛み
- 目の奥のキリキリ痛
という関連痛は「僧帽筋の第1トリガーポイント」が原因になっている可能性が高く、
- 首の付け根
- 肩甲骨の内縁上部
の関連痛は「肩甲挙筋のトリガーポイント」が原因になっている可能性が高いです。
(*痛みに対する「診断行為」を医療機関以外が行うことはNGであるため、ここではあくまで”可能性”にとどまります。)
(引用:hccweb5.bai.ne.jpより)
まずはこの「関連痛_トリガーポイント」のパターンを正確に理解する必要があります。
興味のある方は【誰でもできるトリカ゛ーホ゜イントの探し方・治し方】を熟読してみてください。
パターンを理解しない限り、トリガーポイントの箇所を見つけ出すことは非常に難しいです。
<②圧痛点を探る>
パターンを理解して、関連痛からトリガーポイントの位置を「推測」したら、続いてその周辺部を押していきます。
トリガーポイントを把握するうえで、最も確実な基準は「極度の圧痛点」です。
わかりやすく言えば「押してみて最も痛い箇所」がトリガーポイントです。
大きさは「ピンの頭〜豆粒」ほど、硬さは「小さなビーズ〜生ゆでのマカロニの破片」のような感触と言われています。
感度の高い方は、押した際にわずかな「熱」を感じることもできるかもしれません。
- 痛くて、
- 硬くて、
- 熱をもっている、
そんなポイントがあったら、おそらくそこがトリガーポイントです。
まとめ
トリガーポイントを見つけるためには、まず「関連痛とのパターン」を理解する必要があります。
残念ながら、一瞬で見つけられる「魔法のテクニック」は存在しません。
見つけ方のルールは、
- パターンを理解する
- 圧痛点を探る
の2つです。
興味のある方は【誰でもできるトリカ゛ーホ゜イントの探し方・治し方】を熟読されることをオススメします。
ではでは今日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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