【揉み返しとは】マッサージ後の”揉み返し”とは?原因と対策について

ハテナちゃん
マッサージを受けたら体がますます痛くなった…、これっていわゆる「揉み返し」ですか?

体をほぐした後に感じる”不快な”症状、これを総じて「揉み返し」と言う場合があります。

よく聞く言葉の1つですが、ネガティブな意味合いばかりが先行して強調され、正しく理解している人が少ない実情があります。

今日はこの「揉み返し」という言葉についてまとめてみようと思います。



揉み返しとは??

まず最初に明言しておかなければならないこと…

それは「揉み返し」という言葉には、未だ”定義が存在していない”ということです。

Tomy
つまり「コレが揉み返しです!」と断言できる症状(状態)はないんですね。

一般的には

  • 「揉んだ(マッサージを受けた)後」

に生じる

  • 「”不快な”症状」

を総称して「揉み返し」と呼んでいます。

【原因】

ハテナちゃん
何が原因になっているんですか?

最も一般的な原因は「筋線維・筋膜の損傷説」です。

筋肉を揉むことによって筋線維や毛細血管などの組織が傷つき、炎症に”近い”状態になってしまっていることをさしています。

これは「強い圧」よりも、筋肉を「転がす」ことによって生じている場合が多いです。

ハテナちゃん
転がす…?
Tomy
リラクゼーションや整体、接骨院などでほぐされたとき、筋肉をゴリゴリと”転がされた”経験はありませんか?

ハテナちゃん
あります!「凝ってますね〜」って言われながら、グリグリされたことがあります!

筋肉を転がしてしまうと「こすれる」&「下層の骨に押し当てられる」ことで組織が傷ついてしまいます。

多少強い圧でも、筋肉を垂直に捉え「まっすぐに押す」ことができていれば、組織の損傷は起こりにくくなります。

大切なのは「圧の強弱」よりも、「圧の方向」であることをぜひ覚えておいてください。

Tomy
筋肉をどう捉えるか、これはセラピストの腕の見せ所でもありますね!

 

対策とは??

ハテナちゃん
「揉み返し」を起こさずに筋肉をほぐすためにはどうすればいいんですか?

「揉み返し」を起こさないための対策としては

  • 「圧の方向」を修正すること
  • ゴリゴリを強調するような「転がし」をしないこと
  • 不要な「揺らし」「こすり」をしないこと

などがあります。

Tomy
筋線維の走行を意識して、面に対してまっすぐ圧を入れることが大切ですね!

軽めの圧であっても、筋肉を骨に押し当てるような(ゴリゴリ感を強調するような)圧のかけ方だと翌日に痛みが出る場合があります。

繰り返しになりますが、大切なのは「圧の強弱」よりも「圧の方向性」です。

 

好転反応とは??

「揉み返し」と同様の言葉で「好転反応」というものもあります。

ハテナちゃん
好転反応…?

これは東洋医学の治療の過程で使われていた言葉で、漢方や鍼治療においては「瞑眩(めんけん)反応」とも呼ばれます。

疲労状態にあった細胞内から老廃物が流出し、これが全身を流れることで

  • だるさやほてり
  • 風邪に似た症状(熱、鼻水、痰、目やに等)
  • 眠気
  • 排泄物の色が濃くなる、匂いが変わる

などの症状が一時的に起こることをいいます。

Tomy
ただこちらも”定義が存在していない”ので「コレが好転反応です」と明言することは難しいのが実情です。

 

【揉み返しと好転反応の違い】

どちらも施術後に起こり、どちらも「定義が不明確」ですから「〜までが好転反応で、〇〇は揉み返しです」とお伝えすることは難しいです。

ハテナちゃん
見極め方はありますか?

一般的な違いとしては

  • 揉み返し=筋線維・筋膜の損傷=「局所的」
  • 好転反応=老廃物の循環=「全身的」

となっています。

つまり、施術後に「ココが痛い」と指をさして言えるものは「揉み返し」であり、

「なんとなくだるい、ほてる…でもどこが?と聞かれるとよくわからない」というのが「好転反応」であると言われています。

Tomy
悪い反応が起こってしまうときは、おそらく施術中に「痛み」「違和感」を感じているはずです。

痛みは「体を守るサイン」でもありますから、我慢をしないことが大切です。

 

まとめ

一般的に認識されている「揉み返し」は、筋肉などの組織が外部からの「圧」によって傷ついてしまっている状態です。

ポイントは「圧の強弱」ではなく「圧の方向性」です。

ぜひ参考にしてみてください。

ではでは今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

うぱ
今日もありがとうぱ!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

千葉県出身。
現在は「健康」×「教育」の仕事に従事。

将来の夢は「全ての人が毎日ストレッチする文化を創ること」。
”歯磨きすること”と同じくらいの感覚で、体のケアをする文化が広まれば、きっと世界を変えていける!と信じている。
マイペースで群れることが嫌いな典型的なB型気質。同居人(?)”うぱ”とののんびりライフを進行中。

◯順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツ科学科(スポーツ医科学専攻)卒
◯日本ストレッチング協会(JSA)会員:協会認定ストレッチインストラクター<CSI>
◯NSCA-JAPAN正会員