【筋肥大のメカニズム】筋トレをすると、筋肉の中では何が起こるの!?

ハテナちゃん
筋トレをすると、筋肉の中では何が起こるんですか?

筋肉には「超回復(ちょうかいふく)の原理」というものがあります。

これは「筋トレをする→筋肉にキズができる→休息をとる→筋トレ前より大きくなる」という一連の流れのことです。

今日はこの「筋肥大のメカニズム」を一歩踏み込んでまとめてみようと思います。



筋肥大のメカニズム

大きな流れは、以下の3点になります。

  1. 筋線維にキズが生じて、細胞が破壊される
  2. 核が「サテライト細胞」を筋細胞内に取り込む
  3. 筋細胞内の「筋原線維」が増える=ボリュームアップする

では1つずつ見ていきましょう。

 

<①筋線維にキズが生じて、細胞が破壊される>

筋トレをすると、筋肉はダメージを受けます。

このダメージは、筋肉を構成する細胞や毛細血管に「小さなキズ」を作り出します。

Tomy
こんなイメージですね。

zu03

この「小さなキズ」は筋細胞の周りに炎症を引き起こし、細胞自体を破壊してしまいます。

これが「筋肉が肥大するためのサイン」になります。

 

<②核が「サテライト細胞」を細胞内に取り込む>

そもそも「筋細胞」というのは、1つの細胞内にたくさんの「核」をもつ合胞体の細胞です。

ハテナちゃん
え!核って1つの細胞に1個じゃないんですか!?
Tomy
多くの細胞は「1細胞=核が1つ」なんですが、筋肉は少し特殊な構造をしているんですね!

この筋細胞は、1つの細胞につき、およそ8〜10個の「サテライト細胞」というものも持っています。

これは発生の過程で筋線維にならなかった「筋芽細胞(きんがさいぼう)」です。

Tomy
筋芽細胞とは、これから細胞になっていく「予備部隊」の位置付けです。

1(引用:www.natureasia.com

このサテライト細胞は非常に優秀な存在であり、核の命令によって分裂も増殖も自由自在にこなすことができると言われています。

筋肉に大きな負荷がかかると、

「もっともっと大きな力を発揮できるようにならねば…!」

と核が周囲のサテライト細胞を筋細胞内に「取り込む動き」を行います。

これによって、1つの筋細胞内の”核数”が増加してきます。

 

<③筋細胞内の「筋原線維」が増える=ボリュームアップ>

筋細胞内の核は「筋原線維(アクチン線維とミオシン線維)」の””をコントロールする働きをしています。

ハテナちゃん
筋原線維(きんげんせんい)って何ですか?
Tomy
筋原線維というのは、筋肉を構成する最小単位のことです。1つの筋細胞の中には、この筋原線維がぎっしりと詰まっています。

musclefiver(引用:www3.plala.or.jpより)

1つの核がコントロールできる筋原線維の”量”には限界があります。

しかし、核数が増加すると、よりたくさんの筋原線維を生み出すことができるようになります。

Tomy
筋原線維を「産めよ、増やせよ」の命令が隅々にまで行き渡るイメージですね!

その結果、1つの筋細胞内の「筋原線維数」が増えて、全体がボリュームアップしてくると考えられています。

ハテナちゃん
なるほど。それが「筋肉が大きくなる」ということなんですね!

 

まとめ

筋肥大の理論については、未だに研究が進められています。

ホルモンの影響等を含む考え方もありますが「超回復」に基づく筋肥大の仕組みは、上述した内容が”現在の”一般論になっています。

ただ今後新たな知見が見つかる可能性も十分に考えられるので、アンテナをしっかり立てて情報を常にブラッシュアップしていくことが大切です。

ちなみに、筋肉を勉強したい方に向けての本も紹介しています。

ぜひこちら↓も、

ご参照ください。

では今日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

うぱ
今日もありがとうぱ!

 

【シェア・ブックマークも忘れずに】

この記事の他にも「体のケア」に関するお役立ち情報を多数掲載しています。

「また後で見に来よう!」で見失わないように、シェア・ブックマークボタンをぜひご活用ください。

 
このエントリーをはてなブックマークに追加

では改めまして…いつもありがとうございます。



<オススメ本の紹介>

ABOUTこの記事をかいた人

千葉県出身。
現在は「健康」×「教育」の仕事に従事。

将来の夢は「全ての人が毎日ストレッチする文化を創ること」。
”歯磨きすること”と同じくらいの感覚で、体のケアをする文化が広まれば、きっと世界を変えていける!と信じている。
マイペースで群れることが嫌いな典型的なB型気質。同居人(?)”うぱ”とののんびりライフを進行中。

◯順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツ科学科(スポーツ医科学専攻)卒
◯日本ストレッチング協会(JSA)会員:協会認定ストレッチインストラクター<CSI>
◯NSCA-JAPAN正会員