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”自律神経”という言葉を聞いたことはありますか?
自律神経は、体の土台を担うとても大切な器官です。
今日は「自律神経とストレッチの関係性」についてまとめてみようと思います。
自律神経とは?
自律神経とは”人間が地球上でスムーズに暮らせるよう、体をコントロールしてくれる自動機能”です。
この地球という惑星には、朝があり夜があり…そして暑さがあり寒さがあります。
こういった外部環境に対して、体内環境を常に一定に保つために働いてくれているのが「自律神経」です。
具体的には
- 体温の調整
- 心臓の動き
- ホルモンの働き
- 免疫の働き
- 呼吸のリズム
- 発汗
- 代謝機能
などの要素があります。
自律神経って何が大事なの?
自律神経は、地球の時間(自転)や太陽の動きと密接に関係しています。
自律神経の中には「交感神経」と「副交感神経」があり、
- 交感神経=”昼間”の神経=体のスイッチON
- 副交感神経=”夜”の神経=体のスイッチOFF
となっています。
長時間、ストレスのかかる環境にいると”交感神経が優位な状態”になってしまうことがあります。
これは「昼間のスイッチが切れない」ということであり、
- 体温が上昇する
- 心拍数が速くなる
- 呼吸が浅く、速くなる
- ホルモンや免疫機能が低下する
- 汗をかく
というような体の状態をもたらします。
したがって、健康状態を保つためには「自律神経のバランスを整える」ことが非常に大切になります。
自律神経の整え方
自律神経は無意識のうちに働き、自分の意志でコントロールすることはできません。
しかし、コントロールできることが”1つ”だけあります。
それが「呼吸」です。
呼吸において、
- 吸う=「交感神経」を活性化
- 吐く=「副交感神経」を活性化
することができるとされています。
緊張状態で心臓がドキドキ(バクバク)しているときでも、呼吸をわずかに止めてゆっくり吐くことを意識すると心拍数は低下してきます。
自律神経が乱れがちな方は「呼吸を意識する時間」を設けることが大切です。
だからストレッチが大事!
ここで力を発揮するのが「ストレッチ」です。
ストレッチは、筋肉を伸ばす際に”息を吐いて”いきます。
この際に「副交感神経が優位」になり、自律神経のバランスが整ってきます。
一部位につき15〜20秒程度、ゆっくりジワ〜っとストレッチする時間を設けてみましょう。
副交感神経が優位になることで、睡眠の質が上がったり、消化吸収機能が向上してくることが期待されます。
まとめ
自律神経は”地球と自分の体をつなぐ”大切な器官です。
しかし、目に見えないことでその重要性に気付けていない方が多くいるように感じます。
体調を崩しやすい、健康状態が優れないときは、ぜひ一度「自律神経」の存在を思い出してください。
そして「吐く呼吸」を意識しながらストレッチをしてみましょう。
では今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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