【代謝とストレッチの関係性】ストレッチは代謝にどんな影響を与えるの!?

ハテナちゃん
代謝とストレッチって、どんな関係性があるんですか?

”代謝”という言葉をうまく説明できるでしょうか?

なんとなく聞いたことはあれど…いざ説明しようとすると案外難しい言葉です。

今日は「代謝とストレッチの関係性」についてまとめていきたいと思います。

 

代謝とは?

ハテナちゃん
そもそも”代謝”って、どういう意味ですか?

「代謝」というのは、生きていること(生命活動)そのものを表す言葉です。

私たちの身体は食事によって栄養を取り入れ、エネルギーを消費しながら、日々”新しい身体”へと生まれ変わっています。

この”身体の変化”のことを広義の意味で「代謝(あるいは新陳代謝)」と呼んでいます。

Tomy
エネルギーを使って”身体を更新していく”という意味合いですね!

日々の代謝は

  1. 基礎代謝(60%)=生きるために使われる最低限のエネルギー
  2. 活動代謝(30%)=運動など、身体を動かすために使われるエネルギー
  3. 食事代謝(10%)=食べ物を消化、吸収するために使われるエネルギー(食事誘発性熱生産:DIT)

という3つの要素で構成されています。

基礎代謝は「筋肉量」、活動代謝は「運動量」、食事代謝は「たんぱく質の摂取量」に依存すると考えられています。

したがって、代謝を上げるためには

  • 筋肉量を増やす
  • 運動習慣をもつ
  • 肉や魚をしっかりと食べる

という3つの要素が大切になります。

 

ストレッチのメリット

継続的にストレッチを行うことは、代謝量を維持・向上させていくうえで非常に重要です。

特にストレッチを行うと、

  1. 筋肉量の維持・向上につながる
  2. 血流促進によって代謝活動を活発化できる
  3. 自律神経のバランスを整えることができる

という3つの観点から代謝を引き上げることにつながります。

ハテナちゃん
具体的にはどんなメリットがあるんですか?

まずストレッチというのは、全身の筋肉に刺激を与える行為です。

人間の体(筋肉)は使わなければ衰えますが、一定の刺激を与えていると維持・向上されることがわかっています。

*詳細はこちら→【筋力とストレッチ】ストレッチは筋力を上げる?それとも下げる?

刺激が入ることで筋肉量が維持されれば、年齢を重ねても代謝量はある程度キープできます。

またストレッチによって血流が促進されると、体内の隅々にまで酸素や栄養素が供給されていきます。

これにより、代謝活動自体がより”活発化”されます。

Tomy
老廃物の回収スピードも上がってきますね!

加えて代謝活動においては「自律神経の働き」も重要になっています。

特に身体をリラックスさせて休ませる「副交感神経」がしっかり働いていないと、代謝はうまく行われません。

ストレッチ中に”吐く”呼吸を意識すれば副交感神経が優位になり、代謝はよりスムーズになってきます。

Tomy
身体が興奮状態(交感神経が優位)だと、代謝にエネルギーを回せないんですね。

ぜひ継続的にストレッチを実施していきましょう。

 

まとめ

代謝は”生きていること”そのものです。

代謝を上げ、健康状態をキープするためには

  • 筋肉量を増やす
  • 運動習慣をもつ
  • 肉や魚をしっかりと食べる

という3要素が重要です。

ぜひ継続的にストレッチを行い、体内の代謝活動を活性化させていきましょう。

では今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

うぱ
今日もありがとうぱ!

 

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2件のコメント

参考文献としての利用というよりは、ほとんど内容そっくりそのままな気もしますが…笑
まぁ、今回に限ってはよしとしましょう。

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ABOUT US
Tomy先生
千葉県出身。 現在は「健康」×「教育」の仕事に従事。 将来の夢は「全ての人が毎日身体のケアをする文化を創ること」。 ”歯磨きすること”と同じくらいの感覚で、体のケアをする文化が広まれば、きっと世界を変えていける!と信じている。 マイペースで群れることが嫌いな典型的なB型気質。西新宿にて週末個人サロン「Tomy's room(トミーズルーム)」を運営中。 ◯順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツ科学科(スポーツ医科学専攻) ◯日本ストレッチング協会:認定ストレッチインストラクター<JSA-CSI> ◯全米ストレングス&コンディショニング協会<認定パーソナルトレーナー(CPT)&認定SCスペシャリスト(CSCS)>