【筋肉の”コリ”と”ハリ”の違い】これさえ読めば一発理解!筋肉の”コリ”と”ハリ”の違い

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ハテナちゃん
筋肉のコリとかハリって何が違うんですか?

「肩がコッてしまって…」「筋肉がだいぶハッていますね。」

耳にする機会の多い言葉ですが、いざ質問されるとうまく答えられない…という人も多いのではないでしょうか。

今日は「筋肉のコリ・ハリの違い」についてわかりやすくまとめていこうと思います。



コリとハリは何が違うの?

Tomy
まずはイメージで捉えてみましょう!

例えば、ここに1枚のタオルがあります。

IMG_1916

外からの力が何も加わらない状況であれば、このタオルはずっと平坦なままです。

ではここに力を加え、中央付近を束ねてみましょう。

するとタオルはこのようになります↓

IMG_1917

中央付近が”束ねられた”ことで、周辺のタオルも中央に向かって”たぐり寄せられ”ました。

これがまさに筋肉のコリ・ハリの関係性です。

イメージでいうと、このような感じです↓

IMG_1917
ハテナちゃん
束ねられたところが「コリ」で、引っ張られているところが「ハリ」ですか?
Tomy
その認識でokです!

キーワードは「長さ」

そもそも筋肉には、本来の”長さ”があります(これを静止長などとも言います)。

筋肉の一部が硬くこわばると、全体の長さが”不足”してしまいます。

すると結果的に”引っ張られる箇所”が生まれてしまいます。

ハテナちゃん
長さが足りなくなるからこそ、引っ張られる部位が出てくるんですね。

この時に

  • 縮んで硬くなっているところ=「コリ」
  • 引っ張られて張力を感じているところ=「ハリ」

と呼ばれる部分になります。

 

発生のメカニズム

したがって筋肉内に”コリ”が一切無ければ”ハリ”は生じません。

”関節角度に余裕”があり、なおかつ”脱力状態”なのにも関わらず筋肉が”ハッている”場合は、どこかしらに”コリ”が潜んでいます。

ハテナちゃん
ということは”コリ”にできるんですね。
Tomy
この原因になっている”コリ”「トリガーポイント」などと呼ぶこともあります。

コリとハリの発生メカニズムをまとめると

  1. 筋肉に”ストレス”がかかる(伸ばされっぱなし・縮っぱなし等)。
  2. ”局所的”に筋肉が硬くこわばる。
  3. →”コリ”ができる。
  4. 筋肉の「長さ」が足りなくなり、伸ばされる箇所が出てくる。
  5. →”ハリ”ができる。

というような流れになります。

Tomy
根本的な要因は、筋肉の一箇所に”局所的な負荷(ストレス)”がかかり続けてしまうことです。

だからこそ筋肉のケアをする際は全身のストレッチ”を行い、筋肉の”長さ”を整えておくことが大切です。

 

コリのない体を手にいれるためには?

では、コリのない体を手にいれるためにはどうすればいいのでしょうか?

答えはとてもシンプルです。

それは「局所的に負担がかかる動作をやめる」ことです。

  • 長時間のデスクワーク中ずっと足を組んでいる…
  • 視力が悪く、パソコンに顔を近づける癖がある…
  • 食事中はずっと体の左側にあるテレビを見ながらご飯を食べている…

など日常生活の中に潜んだ”悪い姿勢を改善すること”がコリのない体に向けた第一歩です。

unknown-1(引用:大原薬品工業株式会社より)

Tomy
姿勢はすべての土台ですので気をつけていきましょう!

 

まとめ

体のケアをしていく上で大切なことは”どこの筋肉が硬くこわばっているのか”を正確に把握することです。

そして、次にその硬さが”どこから来ているのか”を突き詰めて考えることが重要です。

自分の体を知り、適切なケアをしていきましょう。

では今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

うぱ
今日もありがとうぱ!

 

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ABOUT US
Tomy先生
千葉県出身。 現在は「健康」×「教育」の仕事に従事。 将来の夢は「全ての人が毎日身体のケアをする文化を創ること」。 ”歯磨きすること”と同じくらいの感覚で、体のケアをする文化が広まれば、きっと世界を変えていける!と信じている。 マイペースで群れることが嫌いな典型的なB型気質。西新宿にて週末個人サロン「Tomy's room(トミーズルーム)」を運営中。 ◯順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツ科学科(スポーツ医科学専攻) ◯日本ストレッチング協会:認定ストレッチインストラクター<JSA-CSI> ◯全米ストレングス&コンディショニング協会<認定パーソナルトレーナー(CPT)&認定SCスペシャリスト(CSCS)>