【僧帽筋のトリガーポイント】肩こりをラクにするための”僧帽筋”のほぐし方とは?

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ハテナちゃん
肩こりがひどい時って…どこをほぐせばいいんですか?

肩こりはもはや「現代病」の1つであり、労働人口の半数以上がこの痛みに悩まされています。

肩こりの主要な原因は「僧帽筋」にあります。

今日は「肩こり撃退のための僧帽筋のほぐし方」についてまとめていこうと思います。



僧帽筋とは

ハテナちゃん
僧帽筋ってどんな筋肉なんですか?

僧帽筋は、背中の上半分を覆っている大きな筋肉です。

筋線維は「上部・中部・下部」の3つに分かれ、それぞれ役割が異なります。

役割を大きく分けると

  • 上部=鎖骨を引き上げる動き
  • 中部=肩甲骨を引き寄せる(内転)動き
  • 下部=肩甲骨を回転させる(上方回旋)動き

となります。

(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラスより

これら3つが同時に働くと、肩甲骨は背骨の方へ引き寄せられながら(内転)、回転します(上方回旋)。

Tomy
いわゆる「バンザイ動作」ですね!

肩や腕の動きに密接に関係しているということは、それだけ日々のストレスを受けやすいということです。

  • 猫背の姿勢
  • 肩関節を使うスポーツ動作
  • 重いバックの肩かけ
  • 精神的な緊張状態

これらの動作によって、僧帽筋は硬くこわばってしまいます。

まさにこれが「肩こり」です。

 

僧帽筋はどこを狙うべき?

僧帽筋をほぐすためのポイントは、全部で「4点」です。

では1つずつ見ていきましょう。

 

<第1ポイント>

第1ポイントは、”肩上部の盛り上がり”です。

(引用:誰でもできるトリカ゛ーホ゜イントの探し方・治し方より)

ハテナちゃん
一般的に”肩もみ”をする場所ですね。

このポイントが硬くなると、”こめかみ””顎の筋肉”へ痛みが連鎖し、「緊張性頭痛(締め付け感)」に似た症状を引き起こすことがあります。

締め付けるような”頭痛”の際は、このポイントをほぐしてみましょう。

 

<第2ポイント>

第2ポイントは、”肩甲骨の上角付近(上部線維と中部線維の間あたり)です。

(引用:同上)

ハテナちゃん
触ってみると、ゴリゴリがよくできている場所ですね。

ここが硬くなると、”背中””首の筋肉”に痛みを引き起こすことがあります。

また、この部分には「肩甲挙筋」という筋肉が存在しています。

少し深い圧をかけて、深層部までほぐしていくことが大切です。

 

<第3ポイント>

第3ポイントは、”肩甲骨の内側縁付近(下部線維の中央あたり)です。

(引用:同上)

ハテナちゃん
このあたりも触ってみるとゴリゴリしていることが多いです。

このポイントは下部に位置しているため、僧帽筋として認識されず、見逃されることが多いです。

しかし、長時間のデスクワークなどをした際に、”背中の中央部に感じるツッパリ感”の原因はここにあるとされています。

ゴルフボールやテニスボールなどを背中に当てて”コロコロする”のもオススメです。

 

<第4ポイント>

第4ポイントは、肩甲骨の内側縁の上側(中部線維の中央あたり)です。

(引用:同上)

この部分の硬さは、筋肉(筋膜)の連携を通じて「三角筋」「上腕部」にも違和感をもたらします。

肩の疲れが気になる際は、ここを丁寧にほぐすことが大切です。

ハテナちゃん
きちんとポイントを狙ってほぐすことが大切なんですね!

それぞれ4点を適切にほぐすことができると「肩こり」だけでなく、”首””腕”の痛み、”頭痛””眼精疲労”が軽くなることもあります。

Tomy
ここで紹介している内容はあくまでトリガーポイントをほぐすことによって得られる”可能性”の話です。治療行為ではありません

 

まとめ

肩こりを軽くするためには「僧帽筋」をきちんと理解しておくことが大切です。

多くの人は「第1ポイント」に捉われてしまうことが多いです。

「第2〜4ポイント」も注目してみると、体に変化が起こってくると思います。

ぜひ試してみてください。

では今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

うぱ
今日もありがとうぱ!

 

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ABOUT US
Tomy先生
千葉県出身。 現在は「健康」×「教育」の仕事に従事。 将来の夢は「全ての人が毎日身体のケアをする文化を創ること」。 ”歯磨きすること”と同じくらいの感覚で、体のケアをする文化が広まれば、きっと世界を変えていける!と信じている。 マイペースで群れることが嫌いな典型的なB型気質。西新宿にて週末個人サロン「Tomy's room(トミーズルーム)」を運営中。 ◯順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツ科学科(スポーツ医科学専攻) ◯日本ストレッチング協会:認定ストレッチインストラクター<JSA-CSI> ◯全米ストレングス&コンディショニング協会<認定パーソナルトレーナー(CPT)&認定SCスペシャリスト(CSCS)>