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ボディビルは筋肉を大きく発達させ、美しく”見せる”ことを争う競技です。
(引用:Freiheitより)
それゆえに「柔らかさ」よりも「強さ」「大きさ」が求められる傾向にあります。
しかし、筋肉を”見せる”ためには、ストレッチが非常に重要です。
今日は「ボディビルダーとストレッチの関係性」についてまとめていこうと思います。
ストレッチは筋成長を促進する?
ストレッチの対象となる部位は筋肉だけでなく、筋膜や腱、関節包、神経、血管といった軟部組織全てがその対象となります。
筋肉を”見せる”うえで特に重要となるのが「筋膜」の存在です。
栄養士でありボディビルディングの専門であるJohn Parrillo氏は
「厚くて硬い筋膜は、筋肉の成長を制限し、選手の体を平らに見せてしまう。そのため筋膜へのストレッチはボディビルの成功の鍵なのだ」(Zulak, 1991,P107)
と述べています。
筋肉はすべて「筋膜」によって覆われています。
筋膜が分厚く硬くなってしまうと、筋肉の凹凸面が体表から見えにくくなります。
ボディビルダーは筋繊維を美しく強調することが重要であるため、筋膜の分厚さはマイナスです。
また筋膜が硬いと、筋肉と筋膜の間に隙間(空間)が生じなくなります。
これはすなわち「筋肉が成長する空間がない」ということなので、筋肥大のペースも遅くなりがちです。
(引用:クックパッドニュースより)
したがって十、分なストレッチをすることは
- 筋肉をキレイに見せる
- 筋肥大を効率的に行える環境をつくる
うえで非常に重要な要素となるのです。
ストレッチを行う上での注意点
他にも、
- 筋収縮を妨げる「乳酸」を除去することで、効率的にトレーニングできる。
- 筋緊張をゆるめることで、トレーニング時のエネルギー効率(酸素利用率)が増える。
- 柔らかく優雅なポージングができるようになる。
- 怪我の予防ができる
などといった効果が期待されます。
体を作る・見せるうえでのストレッチは非常に重要ですが、やはり「やりすぎ」はNGです。
ボディビルを行う人はストイックな一面があるため「〇〇が大事」と言われると、熱心に取り組みすぎてしまうことがあります。
トレーニング前の過度な静的ストレッチは、その後の筋出力を落とすことがわかっています。
伸ばす時間は長くても”15秒”を目処にしておきましょう(詳細はこちらへ【運動前のストレッチ】知っておきたいスポーツ直前のストレッチ方法)。
まとめ
筋肉を”見せる”ことを争うボディビルダーにおいても、ストレッチは有効です。
筋肉だけでなく、筋膜も柔らかくなるようにストレッチしていきましょう。
「筋膜×ストレッチ」を学びたい方は「筋膜ストレッチセラピー」がオススメです。
ぜひ読んでみてください。
では今日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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