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今回紹介するのは、石河利寛氏・杉浦正輝氏の「運動生理学」です。
「運動生理学」というのは運動にまつわる機能等を学び、代謝や呼吸といった様々な生理学の内容を”運動”に紐付けて考えていく学問です。
運動をより深く学んでみたい方には、オススメの1冊です。
内容
この本は私自身が大学時代に授業で使っていたまさに「教科書」です。
内容は全10章に分かれており
- 運動と骨格筋
- 運動と神経系
- 運動と代謝・栄養
- 運動と呼吸循環
- 運動と内分泌
- 運動と内部環境および外部環境
- 運動と体力・疲労
- 運動処方と運動療法
- 運動と健康
- 運動と加齢
となっています。
全てのパートが「運動と〇〇」になっているのが特徴です。
随所に顕微鏡写真や挿絵・グラフなどが載っており、エビデンス(根拠)がきちんと示されているので信頼できる1冊です。
ちなみに…私の運動生理学の土台知識は、この本によって培われました(特に①の「運動と骨格筋パート」は何度読み込んだことかわかりません…!)
生理学の基礎的内容から順序立てて説明してくれるので、初めての人も飽きずに読んでいけると思います。
こんな人にオススメ
運動について興味があり、なおかつ「みんなが知っている情報より一歩踏み込んだ知識が欲しい!」と思っている方にオススメの1冊です。
- 「筋肉はどんなメカニズムで収縮するのか」
- 「糖質と脂質の消化吸収が異なるのはなぜか」
- 「呼吸1回あたりの気体交換比はどの程度なのか」
- 「運動をすると、血流や血圧はどう変化するか」
- 「疲労の定義とは何なのか」
などの話に興味はありませんか?
勉強をして知識が身についてくると、こういった内容を「知りたい願望」が出てくるタイミングが絶対にあります。
しかし、これらの内容はネットや雑誌などの表面的情報しか扱っていない媒体では入手できません。
情報は価値です。
無料や安価の情報にはそれなりの理由があり、みんなが知っている情報に大きな価値がないのは必然です。
だからこそ、一通りの知識が身について「もっとこの道を極めたい願望」が出てきた人にはぜひ読んでもらいたい1冊だと思っています。
まとめ
運動生理学を学んでいくと、その奥深さにどんどん引き込まれていきます。
健康情報が好きな「健康オタク」の人も、一度こういった教科書を読んでみることをオススメします。
1の知識で1の情報を話す人より、100の知識で1の情報を話す人のほうが説得力があり、魅力的です。
興味のある方はこちらからどうぞ↓
では今日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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