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デスクワークなどで凝り固まった筋肉をグ〜っとストレッチすると「気持ち良さ」を実感できます。
ではこの「気持ち良さ」はどんなメカニズムで引き起こされているのでしょうか?
今日は「ストレッチの気持ち良さ」についてまとめていこうと思います。
不快な”痛み”の原因
まずは「不快な痛み」の原因から見ていきましょう。
長時間のデスクワークや車の運転などをすると、首や肩、背中や腰、太ももなどに”重だるい”不快な痛みを感じることがあります。
この不快な痛みの根本的な原因は
『血流制限による酸素不足』
だと考えられています。
一連の流れとしては
- 体を動かさないことで、筋肉が硬くなる
- 「筋ポンプ」が働かないことで、血液の流れが悪くなる
- 筋肉内が「酸欠状態」になる
- 血液中の成分から「発痛物質(ブラジキニン)」が分泌される
- 「発痛物質」によって神経細胞に痛みの電気信号が送られる
- 「痛み」を感じる
というメカニズムです。
要するに「酸素不足になっているから、酸素をちょうだい!」という細胞のSOSが「痛み」の知覚になっているわけです。
だからこそ「血液の流れを良好にすること」が痛みの緩和には必要なのです。
気持ち良さとは?
ストレッチをした時に感じる「気持ち良さ」は、この発痛物質が解消されていく際に感じる反応だと考えられています。
つまり、血流制限を受けて酸欠状態になっていたところに、酸素をたっぷりと含んだ血液が流れ込んだ時に「あ〜、気持ちいい」となるわけです。
ポイントになるのは「新しい血液を送りこむこと」ですから、入浴や軽い有酸素運動でも「気持ち良さ」を感じることはできます。
しかし、これらは全身の血液循環を良好にしていくので、ピンポイントに「気持ち良さ」を感じることはできないかもしれません。
疲労が溜まった箇所に「局所的なアプローチ」を実施したほうが「気持ち良さ」を実感できると思います。
まとめ
ストレッチは本来「やらなければならないもの」ではありません。
酸素不足に陥った筋肉は、無意識のうちに酸素を求め「伸び(ストレッチ)」を要求してきます。
体の声に耳を傾け、気軽にストレッチと向き合ってみましょう。
では今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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