【ストレッチならではの”良さ”】マッサージにはないストレッチ独自の良さ・強みとは?

ハテナちゃん
ストレッチってなんだか難しそう…身体のケアならマッサージのほうがいいなぁ。

ストレッチは社会的にまだまだ誤認されている部分もあり「難しそう…」「わたしにはあまり関係ない…」といった声も多くあります。

しかし、ストレッチには”ストレッチにしかない良さ”もあります。

今回は「ストレッチ独自の良さ」についてまとめていきたいと思います。



ストレッチ独自の良さ

マッサージにはないストレッチ独自の良さは以下の3つに分けられます。

  1. 深層筋にアプローチできる
  2. 固い筋肉を優先的にケアできる
  3. 連動する筋肉群を広範囲にケアできる

では1つずつ見ていきましょう。

 

【①深層筋にアプローチできる】

筋肉というのは「層」に分かれており、厚みがあります。

ハテナちゃん
筋肉には「層」があるんですか??
Tomy
筋層はこんなイメージです。

%e7%ad%8b%e8%82%89%e5%b1%a4

人体の断面図はどこを切り取っても大抵、最下層から

  1. (深部)筋肉
  2. (浅部)筋肉
  3. 皮下脂肪
  4. 皮膚

となっています。

マッサージというのは、を加えることによって”局所的”に筋肉を伸ばしていく行為です。

そのため

  • 「皮膚のかたさ」
  • 「皮下脂肪の厚さ」
  • 「浅部筋肉のこわばり」

などによって、圧が深部にまで届かないことがあります。

ハテナちゃん
なるほど…。

表面の筋肉がかたいと奥まで圧が届かないんですね。

%e7%ad%8b%e8%82%89%e5%b1%a4-%ef%bc%88%e6%8a%bc%e5%9c%a7%ef%bc%89jpg

Tomy
そうなんです。

皮膚のかたさや脂肪の厚みなどの影響を少なからず受けてしまうんですね。

 

しかし、ストレッチでは関節を動かしていくため、筋肉の「深さ」に関わらずアプローチをかけることができます。

ハテナちゃん
たしかに!

関節を曲げていく動きでは「層」の深さに関係なく、全部一緒に伸ばせますね!

%e7%ad%8b%e8%82%89%e5%b1%a4-%ef%bc%88%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%ac%e3%83%83%e3%83%81%ef%bc%89jpg

つまり、最初から「深層筋にアプローチできる」わけです。

Tomy
これがストレッチ独自の良さの1つ目です。

 

【②固い筋肉を優先的にケアできる】

2つ目の良さは「固い筋肉を優先的にケアできる」ということです。

ハテナちゃん
優先的なケアって…?」

①でもお伝えしましたが、ストレッチは筋肉の”深さ”に関わらず筋肉全体を伸ばすことができます。

Tomy
もし、固い筋肉と柔らかい筋肉が隣接していた場合、ストレッチをかけるとどちらの筋肉のほうがよく伸ばされるでしょうか?

 

「固いゴム紐」「柔らかいゴム紐」を同時に伸ばす動きをイメージしてみてください。

ハテナちゃん
こんなイメージですね?

%e5%8e%9f%e6%9c%ac-16-11-02-%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc

「固いゴム紐が伸びるところまでしか、柔らかいゴム紐は伸びることができない」

ことがご理解いただけるのではないかと思います。

筋肉においても「層によって固さが異なる」場合、より固い筋肉の限界値までしか動かすことはできません。

ということは、ストレッチによって動きの限界幅を広げていくと

  • より固い筋肉の柔軟性が高まり
  • 筋肉全体のバランスが取れてくる

わけです。

ハテナちゃん
なるほど。一緒に伸ばされるからこそ、かたい筋肉が優先的にケアされるわけですね!
Tomy
その通りです。

的確にかたい筋肉へアプローチできる、これがストレッチ独自の良さの2つ目です。

 

【③連動する筋肉群を広範囲にケアできる】

3つ目の良さは「連動する筋肉群を広範囲にケアできる」ということです。

ハテナちゃん
連動する筋肉群…?
Tomy
筋肉は1つ1つが単独で働くのではなく「縦列上で同じ深さ」に存在している筋肉群が連動性をもって働いています。

 

この連動性を示すラインを「アナトミートレイン」ともいいます(*詳細はこちら→【3大原理】アナトミートレインの基礎知識として、まずは知っておきたい3つの原理)。

Tomy
アナトミートレインは「筋筋膜経線」とも呼ばれ、主要7ラインで構成されています。

(引用:ムービングボディ 動きとつながりの解剖学より)

 

マッサージは局所的なアプローチになるので1つ1つの筋肉を個別に狙う必要がありますが、ストレッチでは連動する筋肉群を一気に伸ばすことができます。

これによって、より短時間で効率的に筋肉全体のケアができるわけです。

ハテナちゃん
なるほど。こういう動きはまさにそうですね。

Tomy
全体をケアしていく中で、①と②の要素が入ってきますから、効率よく身体のケアができるんです!

 

まとめ

今日は「ストレッチ独自の良さ」についてまとめてきました。

  1. 深層筋にアプローチできる
  2. 固い筋肉を優先的にケアできる
  3. 連動する筋肉群を広範囲にケアできる

ただ、忘れてはいけないことは「どんな身体のケア方法も万能ではない」ということです。

ストレッチは関節を動かすことによって、その関節に関連する筋肉を伸ばしていきますから、関節そのものに「痛み」を感じている場合にはストレッチできません

Tomy
関節を動かせない・動かない場合は、マッサージや鍼灸などで局所的にアプローチしたほうがいいですね!

ケア方法の一長一短を知り、ぜひベストな選択をしていただければと思います。

では今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

うぱ
今日もありがとうぱ!

 

【シェア・ブックマークも忘れずに】

この記事の他にも「体のケア」に関するお役立ち情報を多数掲載しています。

「また後で見に来よう!」で見失わないように、シェア・ブックマークボタンをぜひご活用ください。

 
このエントリーをはてなブックマークに追加

では改めまして…いつもありがとうございます。



<オススメ本の紹介>

ABOUTこの記事をかいた人

千葉県出身。
現在は「健康」×「教育」の仕事に従事。

将来の夢は「全ての人が毎日ストレッチする文化を創ること」。
”歯磨きすること”と同じくらいの感覚で、体のケアをする文化が広まれば、きっと世界を変えていける!と信じている。
マイペースで群れることが嫌いな典型的なB型気質。同居人(?)”うぱ”とののんびりライフを進行中。

◯順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツ科学科(スポーツ医科学専攻)卒
◯日本ストレッチング協会(JSA)会員:協会認定ストレッチインストラクター<CSI>
◯NSCA-JAPAN正会員