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- 「リンパの流れが悪くなると、疲れが溜まりやすくなる…」
- 「疲れが溜まっているから、リンパが張っている…」
リンパという言葉は聞いたことがあっても、いざ説明するとなると言葉に詰まってしまう…という方もいると思います。
今日は「リンパとストレッチの関係性」についてまとめてみようと思います。
リンパとは!?
リンパを一言で表すと、体内を流れる”下水管”です。
各静脈では流しきれない老廃物やウイルス等を回収し、大静脈へと運ぶのが主な役割になっています。
このリンパ内には「リンパ液」が流れ、その節々には「リンパ節」と呼ばれる”球体のフィルター装置”が付いています。
(引用:コトバンク)
この”フィルター装置”には、非常に強い免疫機能をもった「免疫部隊(リンパ球やマクロファージ)」が数多く待機しています。
フィルターに引っかかった老廃物やウイルスは、この免疫部隊によって捕食され”無害化”されます。
それによってリンパ液は濾過され、キレイになった状態で流れ出ていきます。
リンパの特徴
このリンパの流れ方には
- 一方通行であること
- 自発的に流れを生み出すポンプが存在しないこと
という特徴があります。
特徴①:一方通行である
リンパの流れ方の基本は『末端から中央に向かっての”一方通行”』です。
血液は心臓を中心に全身を循環していきますが、リンパは”末端”の毛細リンパから”体の中心”に向かって流れていきます。
(引用:大分 訪問マッサージより)
したがって、リンパケアをする場合には”末端→中央”に向かってほぐしていくのが基本となります。
特徴②:ポンプが無い
またリンパには、心臓のように”自発的に流れを生み出す装置”が存在していません。
それにより、流れが”ゆるく・遅い”という特徴があります。
主要な動力源になっているのは「筋肉の収縮」です。
だからこそ、”運動不足”の状態(筋肉の収縮が少ない状態)では、流れが非常に滞りやすくなってしまいます。
すなわち、リンパケアにおける重要事項は
- 「末端から中央に向かって」
- 「筋肉を動かしていく」
の2点となります。
リンパ液の流し方
ではリンパ液を効率良く流すためにはどうすればいいのでしょうか?
”リンパ液を流す”というと、アロマエステやリンパドレナージュといった「オイルマッサージ」を想像する方も多いと思います。
(引用:MASHU)
しかしながらリンパには「表層リンパ」と「深層リンパ」があり、オイルマッサージだけでは「深層リンパ」の流れを促すことは難しいです。
そこで大事になってくるのが”筋肉を大きく動かすストレッチ”です。
ストレッチにおいて心がけておくべきこと
リンパは筋肉を大きく伸び縮みさせることによって、流れが促進されていきます。
つまり”可動域いっぱいまで大きく動かしていく動き”が重要です。
またストレッチの順番も”末端→中央”に向かって行うことがポイントになります。
- ”ふくらはぎ”や”足首周り”
- ”前腕”や”手首周り”
はぜひ丁寧にケアしていきましょう。
ストレッチ方法の詳細については、以下の本を参考にしてみてください。
まとめ
運動不足が続くとリンパの流れが悪くなり、老廃物の”ろ過機能”が落ちてしまいます。
身体の免疫力を高めるためにも、ストレッチを実践していきましょう。
リンパについて興味がある方は「リンパケア検定2級 公式テキスト」を学んでみるのもオススメです。
では今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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