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「肩がコッてしまって…」「筋肉がだいぶハッていますね。」
耳にする機会の多い言葉ですが、いざ質問されるとうまく答えられない…という人も多いのではないでしょうか。
今日は「筋肉のコリ・ハリの違い」についてわかりやすくまとめていこうと思います。
コリとハリは何が違うの?
例えば、ここに1枚のタオルがあります。
外からの力が何も加わらない状況であれば、このタオルはずっと平坦なままです。
ではここに力を加え、中央付近を束ねてみましょう。
するとタオルはこのようになります↓
中央付近が”束ねられた”ことで、周辺のタオルも中央に向かって”たぐり寄せられ”ました。
これがまさに筋肉のコリ・ハリの関係性です。
イメージでいうと、このような感じです↓
キーワードは「長さ」
そもそも筋肉には、本来の”長さ”があります(これを静止長などとも言います)。
筋肉の一部が硬くこわばると、全体の長さが”不足”してしまいます。
すると結果的に”引っ張られる箇所”が生まれてしまいます。
この時に
- 縮んで硬くなっているところ=「コリ」
- 引っ張られて張力を感じているところ=「ハリ」
と呼ばれる部分になります。
発生のメカニズム
したがって筋肉内に”コリ”が一切無ければ”ハリ”は生じません。
”関節角度に余裕”があり、なおかつ”脱力状態”なのにも関わらず筋肉が”ハッている”場合は、どこかしらに”コリ”が潜んでいます。
コリとハリの発生メカニズムをまとめると
- 筋肉に”ストレス”がかかる(伸ばされっぱなし・縮っぱなし等)。
- ”局所的”に筋肉が硬くこわばる。
- →”コリ”ができる。
- 筋肉の「長さ」が足りなくなり、伸ばされる箇所が出てくる。
- →”ハリ”ができる。
というような流れになります。
だからこそ筋肉のケアをする際は”全身のストレッチ”を行い、筋肉の”長さ”を整えておくことが大切です。
コリのない体を手にいれるためには?
では、コリのない体を手にいれるためにはどうすればいいのでしょうか?
答えはとてもシンプルです。
それは「局所的に負担がかかる動作をやめる」ことです。
- 長時間のデスクワーク中ずっと足を組んでいる…
- 視力が悪く、パソコンに顔を近づける癖がある…
- 食事中はずっと体の左側にあるテレビを見ながらご飯を食べている…
など日常生活の中に潜んだ”悪い姿勢を改善すること”がコリのない体に向けた第一歩です。
(引用:大原薬品工業株式会社より)
まとめ
体のケアをしていく上で大切なことは”どこの筋肉が硬くこわばっているのか”を正確に把握することです。
そして、次にその硬さが”どこから来ているのか”を突き詰めて考えることが重要です。
自分の体を知り、適切なケアをしていきましょう。
では今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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