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今回紹介するのは、石井直方氏の「筋肉の科学 」です。
セラピストやトレーナーだけでなく、筋トレをしている人・ダイエットに励んでいる人にもぜひ読んでもらいたい1冊です。
内容
著者である石井直方氏は、東大の教授であるとともにボディビルの元日本チャンピオンという肩書きをもつ筋肉博士です。
本の内容としては
- 理論編
- 実践編
という2つに分けられています。
①の理論編は「37項目」、②の実践編は「26項目」でまとめられています。
1項目につき見開き1ページとなっており↓
見開きで1項目が完結するので、どのページから読んでもOKです。
- 筋収縮のメカニズム
- 熱生産の仕組み
- サイズの原理
- 筋線維タイプの分類
- 筋肥大のメカニズム
- トレーニング効果の現れ方
- 筋肉に関する最新知見
など、筋肉の土台知識はこの1冊で網羅できる内容になっています。
こんな人にオススメ
活字が大きくイラストも豊富なので、読みやすい1冊です。
「筋肉について勉強してみたいけど…難しい言葉とか専門的な内容はイヤ」という方にぴったりの本だと思います。
基礎的内容のエッセンスが凝縮されているので、新人セラピスト・トレーナーにもオススメですし、より効率的に筋トレやダイエットをしていきたいと思っている方にもオススメです。
一方で「基礎知識だけの簡単な本なのか…」と言われると、そういうわけでもありません。
理論編の中に新発見されたタンパク質である「サルコリピン」の話が取り上げられています。
これは筋肉が熱を生み出す原動力として近年注目されている物質の1つでもあります。
また、トレーニング容量を高めるための「ディセンディング法」や「ワン・アンド・ハーフメソッド」「フッラシングセット法」などの専門的なトレーニング方法も紹介されています。
このように最新知見や専門的内容も合わせて紹介されているので、筋肉に興味がある方はぜひ読んでみることをオススメします。
まとめ
筋肉はとても奥が深い内容です。
構造やメカニズムを知っておくと、普段のトレーニングやダイエットもより効果的になってきます。
「筋肉博士」の最新ノウハウをぜひ学んでみてください。
興味のある方はこちらからどうぞ↓
では今日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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