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一般的には「体が大きい(太っている)=柔軟性が低い」というイメージがあると思います。
今日は「体型と柔軟性の関係性」について考えてみたいと思います。
柔軟性の特徴
「体型」という言葉の中には
- 体表面積(体の大きさ)
- 皮下脂肪厚(脂肪量)
- 体重(骨格や筋肉を含む総重量)
といった様々な要素が含まれています。
現在、これらの要素と柔軟性の間には、明確な関連性は定義されていません。
『American College of Sports Medicine,2000』によると、
- 柔軟性は部位ごとに特有であり、
- 肩関節と股関節の可動域に相関関係はなく、
- 関節両側が同程度の柔軟性を持っているとは限らない
とされています。
柔軟性はあくまで「運動習慣」や「刺激の頻度(量)」によって変化してきます。
小柄で華奢な女性でも運動をしなければ柔軟性は低くなりますし、大柄で太っている男性でもストレッチをしていれば柔軟性は高くなるということです。
結局のところ、柔軟性は日々どんな刺激を与えているかに尽きるわけです。
本当に無関係!?
先行の研究では「体格と柔軟性は無関係」であり「各関節の柔軟性にも相関関係はない」と報告されています。
しかし、個人的な経験則ではやはり「体格と柔軟性」には関連性があるように感じています。
そもそも
- 体表面積が大きい
- 体脂肪厚が分厚い
- 体重が重い
この3つにあてはまっている人は、”生活習慣が乱れている”ケースが多く見られます。
また体のケアをする習慣にも乏しく、
「運動をしない→体がこばわる→太る→運動が嫌い→運動をしない。。」
という「負の連鎖」に陥っている場合が多いです。
したがって極度の痩せや肥満の場合は、柔軟性も欠如している場合が多いと認識しておいてよいかと思います。
まとめ
体型と柔軟性の間には、明確な関係性は存在していません。
しかし、大抵の場合は「体型の乱れ=生活習慣の乱れ=体のケア不足=柔軟性の低下」があてはまってきます。
柔軟性はどんな体型であっても(何歳であっても)、継続的にストレッチをしていけば十分に向上させることができます。
体型を言い訳にせず、少しずつストレッチを始めていきましょう。
ではでは今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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では改めまして…いつもありがとうございます。
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