【ファンクショナル】力強い運動機能の原点「ファンクショナルライン」の位置と役割:Anatomy Train Functional Line

このブログでも大人気のアナトミートレインシリーズ第6弾!

ハテナちゃん
今日はどのラインについてですか??
Tomy
今回は運動において非常に重要視される「ファンクショナルライン」について学んでいきましょう!

その前に「アナトミートレインってなに!?」という方はまずこちらからどうぞ→「アナトミートレインの基礎知識」まずは知っておきたい3つの原理。



ファンクショナルの位置

「ファンクショナルライン」腕〜体幹〜足をつなぎ、体を機能的に動かす際に使われる筋肉群です。

(引用:アナトミー・トレイン [Web動画付] 第3版: 徒手運動療法のための筋筋膜経線より)

直立した状態ではほとんど働かず、姿勢の”維持”に関する貢献は少ないですが、

  • 歩く
  • 走る
  • 投げる
  • 飛ぶ

などのスポーツ動作に大きな影響を与えています。

 

<前方ファンクショナルライン>

まず「前」のラインがこちらです。

(引用:同上)

ハテナちゃん
シンプルですが、大きい筋肉ですね。具体的な筋肉名だと何になりますか?
Tomy
筋肉名で言うと

  • 大胸筋
  • 腹直筋
  • 長内転筋

となっています。

いずれも体の前面を代表する大きな筋肉です。

野球の投球動作では、ボールを「加速」させるためにこのラインを強く収縮させます。

ハテナちゃん
なるほど。こんなイメージですね!

(引用:アメーバブログより)

ボールを投げる腕は「股関節」「腹筋」「胸筋」の連動があってはじめて前へ出てきます。

トレーニングをする際は、これらを切り離すことなく”協調”させることが大切です。

Tomy
大切なのは”強調”、すなわち連動性を持った動きです。

 

<後方ファンクショナルライン>

次に「後ろ」のラインです。

(引用:同上)

ハテナちゃん
こちらもシンプルながら大きい筋肉ですね。具体的な筋肉名だと…?
Tomy
筋肉名で言うと

  • 広背筋
  • 大臀筋
  • 外側広筋(ハムストリングスの一部)

となっています。

先ほどの「前方ファンクショナルライン」が腕の動きを「加速」させるラインだとしたら、こちらのラインは腕の動きを「減速」させるラインです。

ハテナちゃん
なるほど、後ろからブレーキをかけるイメージですね。

(引用:Naverまとめより)

ボールを投げた後は加速した腕を引き止めなければなりません。

「広背筋」「大臀筋」という体の中でも非常に大きくて強い筋肉がこの役割を担っているからこそ、腕は減速し、肩関節は安定性を保つことができます。

もし、これらの筋肉がうまく働かない、もしくは弱い状態だと、肩周りのインナーマッスルに大きな負担をかけてしまいます。

Tomy
野球のピッチャーのお尻が大きいのは、この影響もあるわけですね。

関連している筋肉の「数」は少ないですが、1つ1つの筋肉が「大きく・強い」のが特徴です。

 

ファンクショナルラインの特徴と役割

前述したように「ファンクショナルライン」は前後共に「腕から体幹を通って反対側の大腿部へ」と繋がっているため

  • 体の回旋
  • 強い収縮動作

を起こす時に働きます。

歩行や走る動作はもちろんのこと、

  • 野球やバレーボールなどの「腕を振る動作」
  • テニスやゴルフなどの「球を打つ動作」
  • カヤックなどの「パドリング動作」

などで特に顕著に働きます。

ハテナちゃん
スポーツをする上ではとても重要なラインなんですね!
Tomy
そうなんです。

  • 陸上選手の腹筋がバキバキなのも…
  • 野球選手のお尻が大きいのも…
  • 水泳選手の体が分厚い逆三角形なのも…

このファンクショナルラインが大きく発達しているからなんですね。

したがって「強い回旋力を生み出したい」「パフォーマンスを向上させたい」ときにはこのラインを中心にトレーニングを行うと効果的です。

筋トレのBIG3と言われる

  1. 「ベンチプレス」
  2. 「スクワット」
  3. 「デッドリフト」

はいずれもこのライン上の筋肉をターゲットにしています。

ぜひ意識してトレーニングをしてみてください。

 

ファンクショナルのケアのポイント

「ファンクショナルライン」は表層についている大きな筋群ですので、ケアの際には狙いやすいラインです。

しかし、このラインは運動時に活用される筋群のため、疲労の蓄積が「偏る」ことがあります。

ハテナちゃん
たしかに…。右手ばかりでボールを投げていたら疲労は偏りそう。。

最もよく見られるのが「利き手側の肩が”前方”に入っている」という優先的回旋パターンです。

また左右の「筋肉量」に違いが生じることでバランスが崩れているケースも存在します。

Tomy
ケアをする際には

  • 「筋肉のつき方」
  • 「普段の姿勢」
  • 「よく行う動作」

などをしっかり確認してから、疲労の箇所を重点的にほぐすことが大切です。

 

まとめ

「ファンクショナルライン」は運動をする上で必要不可欠な筋肉群です。

筋肉バランスの乱れは「姿勢の悪化」「フォームの乱れ」につながり、結果として怪我を招きかねません。

トレーニングにせよ、ケアにせよ、”バランス”を意識して取り組むことが大切です。

では今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

うぱ
今日もありがとうぱ!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

千葉県出身。 現在は「健康」×「教育」の仕事に従事。 将来の夢は 「全ての人が毎日ストレッチする文化を創ること」。 ”歯磨きすること”と同じくらいの感覚で、体のケアをする文化が広まれば、きっと世界を変えていける!と信じている。 マイペースで群れることが嫌いな典型的なB型気質。同居人(?)”うぱ”とののんびりライフを進行中。 【順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツ科学科(スポーツ医科学専攻)卒・日本ストレッチング協会(JSA)会員:協会認定ストレッチインストラクター:CSI】