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このブログでも大人気のアナトミートレインシリーズ第3弾!
![Tomy先生](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2015/12/IMG_2045-e1631248592351.jpg)
その前に「アナトミートレインってなに!?」という方はまずこちらからどうぞ→「アナトミートレインの基礎知識」まずは知っておきたい3つの原理。
動画で学びたい方はこちら↓
筋肉のつながり
ラテラルラインは、体の”側面”を左右均等に走行しています。
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(引用:アナトミー・トレイン [Web動画付] 第3版: 徒手運動療法のための筋筋膜経線より)
![](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2021/09/images.png)
筋肉のスタート地点は、耳の後ろにある「乳様突起」です。
前方へは「胸鎖乳突筋」、後方へは「頭板状筋」に枝分かれして下っていきます。
![](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2016/07/IMG_4527-205x300.png)
(引用:http://kinniku-no-hanashi.comより)
肋骨部分は「肋間筋」によって大きく覆われ、腹部は「外腹斜筋」を通じて骨盤へと行き着きます。
前後から見ると下記のようになっています。
下半身では、お尻の外側を走行している「大腿筋膜張筋」〜「張脛靭帯」を通り、その後は「腓骨筋」を経て「足底部」へとつながっていきます。
特徴と役割
![](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2021/09/images.png)
ラテラルラインの働きを一言でまとめると「テントのワイヤー」です。
![](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2016/07/61PIx8M5sL._SY355_-300x300.jpg)
テントは「両側のワイヤー」がしっかり張られているほど、安定した構造になります。
人間の体も同じく、ラテラルラインがしっかり働いているほど動作が安定してきます。
そもそも人間の動作というのは「屈曲」と「伸展」(いわゆる”曲げ伸ばし”)がメインとなっています。
歩く動作1つをとっても、
- 股関節が”まっすぐ”前方に屈曲し、
- ひざ関節が”まっすぐ”に伸展し、
- 足関節(足首)が”ふらつかない”
これらの動きの組み合わせによって、効率のよい歩行動作が生み出されています。
もし「ラテラルライン」が機能しなくなると、一歩ごとに体が左右へとふらつくようになってしまいます。
一見するとあまり目立たないラインですが
『動きの”方向性”をサポートし、より効率的な運動ができるように体を支える』
という重要な役割を担っていることをぜひ覚えておきましょう。
![Tomy先生](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2015/12/IMG_2045-e1631248592351.jpg)
まとめ
「ラテラルライン」の構造はいかがでしたか?
体の側面は意識的にケアをしないと見逃してしまいがちです。
疲労が溜まりやすい箇所でもあるので、定期的にバランスチェックをしていきましょう。
では今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
筋肉の具体的なラインについてはこちら↓
動画で復習したい方はこちら↓
【番外編:オススメ本の紹介】
![](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2021/09/illustkun-01013-happy-woman-520x520-1-300x300.png)
![](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2021/09/illustkun-01833-i-know-520x520-1-300x300.png)
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『オススメ①:初級編』
まず初めての方にオススメなのが「カラー図解ムービングボディ―動きとつながりの解剖学」です↓
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こちらの本に載っている情報は、”浅く・広い”です。
各ラインの基本的な特徴について、まんべんなく抑えてあります。
![](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2015/12/IMG_2327-300x225.jpg)
オールカラーでイラストも豊富なので、初めての方はぜひこの本から始めてみてください。
![Tomy先生](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2015/12/IMG_2045-e1631248592351.jpg)
ご注文はこちらから→【ムービングボディ 動きとつながりの解剖学】
『オススメ②:中級編』
基礎知識がある方にオススメなのが「アナトミー・トレイン 第3版: 徒手運動療法のための筋筋膜経線」です↓
![](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2015/12/IMG_2319-e1482150051590-225x300.jpg)
個人的な見解としては、アナトミートレインに関する情報は、この本が1番面白くて勉強になります。
「筋膜」の基本的な仕組みはもちろんのこと、各ラインについての細かく丁寧な解説が載せられています。
![](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2015/12/IMG_2320-300x225.jpg)
![](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2015/12/IMG_2321-300x225.jpg)
特に「筋肉同士のつながり」や「運動における役割」などは
「そうそう!こういう情報が欲しかったんだよね!」
と納得できる内容になっています↓
![](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2015/12/IMG_1687-e1482150631604-300x225.jpg)
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『オススメ③:上級編』
最後に紹介するのは「人体の張力ネットワーク 膜・筋膜―最新知見と治療アプローチ」です↓
![](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2015/12/IMG_2323-e1482150838342-225x300.jpg)
こちらは筋膜の専門書で、500ページを超える大書です(重すぎて持ち運びはできないレベルです)。
それだけに情報量はとても豊富です。
情報を発信する側の方、より正確で最新の知識を身につけたい方にはオススメです↓
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![Tomy先生](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2015/12/IMG_2045-e1631248592351.jpg)
筋膜やアナトミートレインに関する知識をより深めていきたい方は、ぜひチャレンジしてみてください。
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<セラピストの皆さんへ>
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