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このブログでも大人気のアナトミートレインシリーズ第4弾!
![Tomy先生](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2015/12/IMG_2045-e1631248592351.jpg)
その前に「アナトミートレインってなに!?」という方はまずこちらからどうぞ→「アナトミートレインの基礎知識」まずは知っておきたい3つの原理。
動画で学びたい方はこちら↓
筋肉のつながり
スパイラルラインは、体全体に”巻きつく形”で存在しています。
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最大の特徴は「全身をぐるっと包み込み、スタートとゴールがほぼ同地点である」ということです。
![](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2021/09/images.png)
スパイラルラインのスタートは、耳の後ろの「乳様突起」です。
ここから「板状筋」を通じて下っていきます。
![](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2016/07/IMG_4532-211x300.png)
(引用:http://kinniku-no-hanashi.comより)
「板状筋」の次は背骨を乗り越えて対側の「菱形筋」へとつながり、そこからさらに「前鋸筋」を下ります。
その後は体の前面へと回り込み、「腹斜筋」を経て反対側の骨盤へ行き着きます。
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「前脛骨筋」を経て「内くるぶし」へとつながります。
足元まで来ましたが、ここで終わりではありません。
「内くるぶし」へとつながったラインは、足裏をぐるっと旋回し「腓骨筋」を上がっていきます。
「腓骨筋」の後は体の後面に入り「ハムストリングス(大腿二頭筋)」を経て坐骨までつながります。
そして「仙結節靭帯」を経て「脊柱起立筋」へ入り、最初の位置(後頭部:乳様突起)へと戻っていきます。
これらの筋肉は基本的に「同じ深さ」でつながっているため、相互に影響を及ぼし合っています。
特に「肩甲骨」の位置が乱れている場合は、このラインへの注目が必要です。
“1つの筋肉のこわばりは、隣り合う筋肉を引っ張り続ける”ことをぜひ理解しておきましょう。
特徴と役割
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「スパイラル」の名の通り、このラインは「体の回旋力」をコントロールしています。
もしこのラインが存在していなかったら、野球やゴルフにおける”スイング動作”はうまく行えません。
(YouTubeより)
![Tomy先生](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2015/12/IMG_2045-e1631248592351.jpg)
また、スパイラルラインは”2重らせん”の構造を取ることによって「すべての平面における脊柱の長さとバランスの維持」も行っています。
つまり投げる動作や走る動作を安定させ、効率的な関節の軌道を決定しているわけです。
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まとめ
「スパイラルライン」の構造はいかがでしたか?
体の前後左右の全面にあるがゆえに、日常生活において非常に重要な役割を担っています。
丁寧な全身ケアでバランスを整えていきましょう。
では今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
筋肉の具体的なラインについてはこちら↓
動画で復習したい方はこちら↓
【番外編:オススメ本の紹介】
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![](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2021/09/illustkun-01833-i-know-520x520-1-300x300.png)
![Tomy先生](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2015/12/IMG_2045-e1631248592351.jpg)
『オススメ①:初級編』
まず初めての方にオススメなのが「カラー図解ムービングボディ―動きとつながりの解剖学」です↓
![](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2015/12/IMG_2325-e1482149807417-225x300.jpg)
こちらの本に載っている情報は、”浅く・広い”です。
各ラインの基本的な特徴について、まんべんなく抑えてあります。
![](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2015/12/IMG_2327-300x225.jpg)
オールカラーでイラストも豊富なので、初めての方はぜひこの本から始めてみてください。
![Tomy先生](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2015/12/IMG_2045-e1631248592351.jpg)
ご注文はこちらから→【ムービングボディ 動きとつながりの解剖学】
『オススメ②:中級編』
基礎知識がある方にオススメなのが「アナトミー・トレイン 第3版: 徒手運動療法のための筋筋膜経線」です↓
![](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2015/12/IMG_2319-e1482150051590-225x300.jpg)
個人的な見解としては、アナトミートレインに関する情報は、この本が1番面白くて勉強になります。
「筋膜」の基本的な仕組みはもちろんのこと、各ラインについての細かく丁寧な解説が載せられています。
![](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2015/12/IMG_2320-300x225.jpg)
![](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2015/12/IMG_2321-300x225.jpg)
特に「筋肉同士のつながり」や「運動における役割」などは
「そうそう!こういう情報が欲しかったんだよね!」
と納得できる内容になっています↓
![](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2015/12/IMG_1687-e1482150631604-300x225.jpg)
![Tomy先生](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2015/12/IMG_2045-e1631248592351.jpg)
ご注文はこちらから→【アナトミー・トレイン [Web動画付] 第3版: 徒手運動療法のための筋筋膜経線】
『オススメ③:上級編』
最後に紹介するのは「人体の張力ネットワーク 膜・筋膜―最新知見と治療アプローチ」です↓
![](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2015/12/IMG_2323-e1482150838342-225x300.jpg)
こちらは筋膜の専門書で、500ページを超える大書です(重すぎて持ち運びはできないレベルです)。
それだけに情報量はとても豊富です。
情報を発信する側の方、より正確で最新の知識を身につけたい方にはオススメです↓
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![Tomy先生](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2015/12/IMG_2045-e1631248592351.jpg)
筋膜やアナトミートレインに関する知識をより深めていきたい方は、ぜひチャレンジしてみてください。
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<セラピストの皆さんへ>
![](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2021/09/illustkun-05736-woman-520x520-1-300x300.png)
![Tomy先生](https://tomy-blog13.com/wp-content/uploads/2015/12/IMG_2045-e1631248592351.jpg)
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