【筋トレの極意(パワーVer.)】筋トレは”パワー”が大事!?スポーツに必要な筋トレとは?

ハテナちゃん
筋トレにおける「パワー」って何なんですか?

「彼はパワーがある」「あの動きはパワフルだ」

”パワー”という言葉は、私たちにとって聞き馴染みのある言葉です。

しかし、その言葉の真意を理解できている人はそう多くありません。

今日は「筋トレにおけるパワー」についてまとめていこうと思います。



パワーとは?

まずはここで1つ考えてみましょう。

以下の内、筋肉の「仕事量」が大きいのはどちらでしょう?

  1. 「100kg」のバーベルを”1m”の高さまで持ち上げる。
  2. 「70kg」のバーベルを”1m”の高さまで持ち上げる。
ハテナちゃん
100kgのほうが重いので、❶ではないんですか?

前回のブログ(【筋トレの極意(仕事量Ver.)】筋トレは”持ち上げる重さ”が大事?それとも”動かす距離”が大事?)でも紹介しましたが、筋トレは「仕事量」を考慮することがとても大切です。

仕事量とは「力×距離」であり、とは「重量×重力加速度(9.8m/s2)」です。

❶と❷では同じ距離(1mの高さ)を持ち上げているので、重量が重いほうが仕事量は大きくなります

したがって❶のほうが、仕事量は大きいです。

では、続いての質問です。

以下の内、筋肉が発揮する「パワー」が大きいのはどちらでしょう?

  1. 「100kg」のバーベルを1mの高さまで”3秒間で”持ち上げる。
  2. 「70kg」のバーベルを1mの高さまで”1秒間で”持ち上げる。
ハテナちゃん
時間がかかっても、重いほうがパワーがある気がしますが…

パワーというのは「仕事量」「時間」で割った値のことです。

これは、一定の時間内にどれだけたくさんの力を発揮したかを示しています。

言葉を変えれば、仕事量が決まっている場合、より短い時間でその仕事量をこなした人のほうがパワーがあることになります。

❶と❷を改めて見ていくと

  1. (100kg×9.8m/s×1m)÷3秒=326W(単位はワット)
  2. (70kg×9.8m/s×1m)÷1秒=686W

となり、❷のほうが大きなパワーを発揮していることがわかります。

Tomy
パワーの差が倍近くあるわけですね!

これは筋トレにおけるジレンマの1つでもあります。

「重量を増やしていきたい」その一方で「1回あたりの時間が余計にかかる」ようになってしまうと、以前のトレーニングよりもパワー発揮が小さくなってしまうことがあります。

だからこそ、トレーニングは「目的」を明確にして実践することが大切です。

(*詳細はこちらへ→【筋トレの目的】鍛えることで身につけたい能力はどれ?筋トレにおける4つの目的とは?

 

パワーのキーワードは「速度」

ではパワーについてもう少し深掘りして見ましょう。

パワーを求める公式は

  • パワー=仕事量÷時間

でした。

この公式を少し変形してみると

  • パワー=仕事量÷時間
  • 仕事量=力×距離

なので、

  • パワー=(力×距離)÷時間

となります。

距離÷時間は「速度」です。

したがって

  • パワー=力×速度

という公式に変形することができます。

「パワーがある」というのは、”より重い重量””より速い速度”で実施する際に最大化されます。

ぜひ覚えておきましょう。

Tomy
ただ、速度に捉われてフォームを乱してしまったら、元も子もないので注意が必要ですね。

 

スポーツにはパワーが大切

野球やサッカー、テニスなどのスポーツにおいては「最大筋力」よりも「最大パワー」のほうが大切です。

どれだけ瞬間的に力を発揮できるかで、ジャンプ動作やスローイングの強さが決まります。

スポーツのために筋トレをするのであれば、重い重量を挙げることにこだわりすぎず、

  • ハイクリーン
  • スクワット&プレス
  • パワースナッチ

などといったいわゆる「爆発的トレーニング」にシフトしていくことが大切です。

Tomy
持ち上げる重さは軽くても、素早く行ったほうがパワーは大きくなるんです。

興味のある方は、ぜひトレーニングのやり方から学んでみてください。

 

まとめ

効果的な筋トレのためには「パワー」への注目も必要です。

パワーとは、一定の時間内にどれだけたくさんの力を発揮したかを示す値です。

また「力×速度」によっても算出することができます。

スポーツのための筋トレであるならば、ぜひ普段のメニューに「爆発的トレーニング」を導入してみましょう。

では今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

うぱ
今日もありがとうぱ!

 

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では改めまして…いつもありがとうございます。



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ABOUTこの記事をかいた人

千葉県出身。 現在は「健康」×「教育」の仕事に従事。 将来の夢は「全ての人が毎日ストレッチする文化を創ること」。 ”歯磨きすること”と同じくらいの感覚で、体のケアをする文化が広まれば、きっと世界を変えていける!と信じている。 マイペースで群れることが嫌いな典型的なB型気質。同居人(?)”うぱ”とののんびりライフを進行中。 ◯順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツ科学科(スポーツ医科学専攻)卒 ◯日本ストレッチング協会(JSA)会員:協会認定ストレッチインストラクター<CSI> ◯NSCA-JAPAN正会員