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「ストレッチにはダイエット効果がある」「ストレッチでは痩せられない…」
ネット検索をすると、様々な情報を見つけることができます。
今日は「ストレッチによるダイエット効果」について改めて考えてみようと思います。
ストレッチ”だけ”ではやや難しい
「ストレッチをやれば痩せられますか?」
そう聞かれたら、答えはおそらく”YES”です。
しかし、ストレッチ”だけ”で痩せることはなかなか難しいのが現実だと思います。
日々の活動や運動の”強度”を図る指標の1つに「METs:メッツ」という単位があります。
1METsは”何もせずボーッとしている状態(安静状態)”を示し、今行っている運動が安静時の何倍の強度を持っているかを見る指標です。
この指標に基づくと、一般的なストレッチの運動強度は「2.5METs」です。
これは運動強度として非常に低く、日常生活で置き換えてみると、
- 皿洗い
- ゴミ捨て
- ペットの世話
- 植物の水やり
- 子供の世話(座位)
などと同じ運動強度に入ります。
やや極論にはなりますが「ストレッチだけで痩せられますか?」という質問は、
- 「毎日皿洗いをしていれば痩せられますか?」
- 「毎朝植物に水やりをすればダイエットできますか?」
という質問と同じレベルの運動強度に入るということです。
ストレッチによるダイエット効果
ストレッチはダイエットに関して全く無意味なのか…と言われたら、そんなこともありません。
継続的にストレッチをしていくと、身体の柔軟性が向上して”関節可動域”が広がります。
関節可動域が広がるということは、体を大きく使えるようになる(=多くの筋肉を動かせるようになる)ということです。
多くの筋肉を使えるということは、多くのエネルギーを消費できるということであり、”痩せやすい身体”に近付くということです。
つまり、ストレッチ=痩せるではなく、
『ストレッチ=身体が柔らかくなる=多くの筋肉を使える=消費カロリーが増える=痩せやすくなる』
というのが一般的な流れです。
まとめ
ストレッチ”だけ”で痩せることは難しいですが、ストレッチを行っていくことで痩せやすくなるのは必然です。
ぜひ長期的な目線でストレッチと向き合っていきましょう。
では今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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