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肩のこり、腰のだるさで毎日がツライ。。
そういう人が目の前にいれば「ほぐしてあげたい!」と思うのがセラピストの性でしょう。
今日は「筋肉をほぐすための実践的ノウハウ」について少し紹介していこうと思います。
*動画(音声)で学びたい方はこちら↓
どこをほぐす?
そもそも筋肉というのは、1つ1つが単体で存在しているわけではありません。
筋肉にはそれぞれ「つながり(前後左右)」と「深さ(層)」があり、全体でバランスを取り合いながら体を構成しています。
例えば、”肩こり”を例にして考えてみましょう。
肩こりの代表例で言えば「僧帽筋」という筋肉があります。
(引用:筋肉のハナシ)
しかしながら、この僧帽筋も単独で存在しているわけではありません。
上を見れば頭蓋骨を覆う「帽状腱膜(頭蓋表筋)」があり、下を見れば肩を包み込む「三角筋」があります↓
筋肉は”互いに引っ張り合う”という関係性がありますから、上が硬くなれば下にも影響が出るのは必然です。
「肩こり=僧帽筋」と決めつけてしまうと、周囲の筋肉との関係性が見えなくなってしまい、真にほぐすべき箇所にたどり着けなくなってしまうことがあります。
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また「深さ(層)」の考え方も重要です。
僧帽筋という分厚い筋肉の下には、いくつもの細かい筋肉が存在しています↓
もしかすると、本当に硬くなっているのはこういった深層部位かもしれません。
ただ分厚い壁があるうちは内側に入れないのと同様に、表層筋が硬いうちは深層筋をなかなかほぐせません。
これはつまり、同じ筋肉をほぐす場合でも「ほぐす位置」や「ほぐす順番」を少し変えるだけで、成果が大きく異なる場合があるということです。
どうほぐす?
筋肉をほぐす「位置」と「順番」を理解したら、合わせて「ほぐし方」も知っておくといいと思います。
筋肉の位置によって(またはその筋肉内の部位によって)
- ”押す”ほうがいいのか?
- ”揉む”ほうがいいのか?
- ”伸ばす”ほうがいいのか?
は異なります。
「位置」×「順番」×「ほぐし方」
この3つを掛け合わせることで、より効果的な施術を提供することができるようになります。
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まとめ
1つの筋肉をほぐす場合であっても「狙う順番」や「位置」「ほぐし方」を変えることで、施術効果に大きな違いをもたらすことができます。
ぜひ筋肉周りの勉強もしっかりして、セラピストとしてのスキルを上げていきましょう。
では今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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