【浅層バック】キレイな姿勢維持に必要な「浅層バックライン」の位置と役割:Anatomy Train Superficial Back Line

大人気のアナトミートレインシリーズ第2弾!

ハテナちゃん
今日はどのラインについてですか??
Tomy
今回は体の”後面”を走る「浅層バックライン」について学んでいきましょう!

*その前に「アナトミートレインってなに!?」という方はまずこちらからどうぞ→「アナトミートレインの基礎知識」まずは知っておきたい3つの原理。



浅層バックラインの位置関係

浅層バックラインは別名「SBL:スーパーフィシャル・バック・ライン」とも呼ばれます。

(引用:アナトミー・トレイン [Web動画付] 第3版: 徒手運動療法のための筋筋膜経線より)

前回紹介した「浅層フロントライン」とは対の位置関係になっており、背部から姿勢を整える重要な役割をもっています。

ハテナちゃん
へぇ〜、身体の後ろをまっすぐに下っているんですね!筋肉でいうとどのあたりですか?
Tomy
筋肉名で言うと

  1. 帽状腱膜
  2. 脊柱起立筋
  3. 仙結節靭帯
  4. ハムストリングス
  5. 腓腹筋→アキレス腱
  6. 足底筋膜

となっています。

「眉毛の上」から「足裏のつま先」までつながっている特徴的なラインです。

 

長時間のデスクワークで”目の上の部分”が痛んでくる原因には、このラインの影響も含まれていると考えられています。

背中が丸まることによって「背面の筋肉(脊柱起立筋)」が引っ張られると、その張力が頭部を通じて「前頭筋付着部」を引き上げます。

その結果、目の上にずっしりとした”おもだるさ”を感じさせてしまいます。

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ハテナちゃん
なるほど。目の上をいくらほぐしても、すぐに元に戻ってしまう原因はこれですね…!
Tomy
慢性的な”重だるさ”の場合は、

  • 頭の筋膜をゆるめること
  • 背中のストレッチを行うこと

この2つが大切です。

 

浅層バックラインの特徴と役割

浅層バックラインは”抗重力筋”と呼ばれる、姿勢を保つための筋肉で構成されています。

基本的に「遅筋線維」がメインであるため、長時間持続的に働くことができます。

ハテナちゃん
前回学んだ「浅層フロントライン」「速筋線維」が優位でしたよね?

「遅筋線維」というのはその逆の性質ということですか??

Tomy
その通りです。持久性に優れた「赤身魚」のイメージです。

浅層バックラインの最大の役割は「直立姿勢を維持すること」です。

胎児はこのラインが未熟なため、立ち上がることができません。

HZ_Milde_0167(引用:happysong59.seesaa.netより)

ハイハイを通じて「浅層バックライン」の筋肉群が強化されることによって、体を立たせることが可能になってきます。

Tomy
このラインの弱体化は、お年寄りの姿勢が崩れてくる原因の1つでもあります。

 

浅層バックラインのケアのポイント

 

「浅層バックライン」は体の背面全体を縦走しているため、緊張が高まってくると「前屈動作」がきつくなります。

ハテナちゃん
わたし、体がかたくて前屈動作がキツイです…何かいい方法ありませんか?
Tomy
前屈動作がままならない方はまず「足裏」に注目してみましょう!

体が硬く、前屈動作そのものがほとんど取れない場合は、立った状態で足裏にゴルフボール(痛い方は硬式のテニスボール)を入れて踏んでみてください。

(引用:足裏イズムより)

片足ずつでokなので、5本の指からカカトに向かってゆっくりと圧をかけていきます。

1ライン3往復程度…全体で3分ほど行います。

最初は痛いかもしれませんが、徐々に慣れて「気持ちよく」感じてきます。

両足をそれぞれ行ったら、再び前屈してみてください。

人によっては驚くほど前屈が出来るようになっている場合があります。

ハテナちゃん
え〜!太もも裏、ふくらはぎを全く触っていないのにこんなに変化がでるんですか??
Tomy
そうなんです。これが筋筋膜のつながりなんですね!

 

まとめ

「浅層バックライン」の構造はいかがでしたか?

立位を可能にするこのラインは、現代人の多くが「疲労」を抱えています。

筋肉の関連性を理解しながら、ぜひケアをしてみてください。

うぱ
では今日もありがとうぱ!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

千葉県出身。
現在は「健康」×「教育」の仕事に従事。

将来の夢は
「全ての人が毎日ストレッチする文化を創ること」。
”歯磨きすること”と同じくらいの感覚で、体のケアをする文化が広まれば、きっと世界を変えていける!と信じている。
マイペースで群れることが嫌いな典型的なB型気質。同居人(?)”うぱ”とののんびりライフを進行中。

【順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツ科学科(スポーツ医科学専攻)卒・日本ストレッチング協会(JSA)会員:協会認定ストレッチインストラクター:CSI】