【ストレッチとリンパの関係性】ストレッチをするとリンパの流れが良くなるってホント!?

「リンパ」という言葉は、比較的よく耳にする言葉です。

  • リンパの流れが悪くなると、疲れが溜まりやすくなる…」
  • 「疲れが溜まっているから、リンパが張っている…」

しかし「リンパ」に関しては、意外と曖昧なままで理解している方も多いのが現実です。

ハテナちゃん
たしかに…。リンパって何?って聞かれるとうまく答えられないかも…

今日は「リンパの正体」「ストレッチとの関係性」についてまとめてみようと思います。



リンパとは!?

ハテナちゃん
そもそも、リンパって何なんですか?
Tomy
一言でいうと、体の中を流れる「下水道」です。

静脈で流しきれない「老廃物」を流してくれています。

リンパは

  • 「リンパ液」
  • 「リンパ菅」
  • 「リンパ節」

の総称でもあります。

ではそれぞれの役割を見ていきましょう。

 

【リンパ液】

リンパ液というのは、基本的には無色透明の液体です。

これは血液中の「血しょう成分」そのものです。

ハテナちゃん
「血しょう成分」ってなんですか?
Tomy
「血しょう成分」というのは、血液の中に含まれる水分です。詳しくは↓

血漿(けっしょう、英: Blood plasma)は血液に含まれる液体成分の一つ。

血液の55%をしめる。

血液を試験管にとって遠心沈殿すると、下の方に赤い塊りができ、上澄は淡黄色の液体になる。

赤い塊りは主として赤血球の集りで、上澄の液体が血漿である。

ハテナちゃん
この「血しょう」がどうやってリンパ液になるんですか…?

血管から染み出た「血しょう」は、周囲の細胞へと入っていきます。

そこで細胞内の老廃物や細菌などを回収します。

それらを”抱えたまま”リンパ管に入っていくことで、「血しょう」は「リンパ液」へと変わります。

Tomy
老廃物の回収という意味で、このリンパ液が果たす役割は大きいですね!

 

【リンパ管】

続いて「リンパ管」です。

リンパ管とは、リンパ液が流れている管のことです。

ハテナちゃん
リンパ管って体内のどこにあるんですか?
Tomy
基本的には、静脈などの血管に巻きつく形で体内のいたるところに存在しています。

0597f99dc7b51be541841e0d19bca6ac(引用:japaneseclass.jpより)

リンパ菅に乗って全身を流れたリンパ液は、左右(特に左)の「鎖骨下静脈角」血管内に合流していきます。

ハテナちゃん
へぇー、最終的には血液と一緒になっちゃうわけですね。

大静脈に吸収された「リンパ液」は、最後はおしっことして身体の外に出ていきます。

 

【リンパ節】

最後に「リンパ節」についてです。

ハテナちゃん
「リンパ節」ってよく聞きますね…何をしているところなんですか?
Tomy
リンパ節というのは、リンパ液を「ろ過」するための箇所です。

前述したように「リンパ液」には老廃物や細菌などがたくさん溶け込んでいます。

そのため、その状態で全身を循環させると元気な細胞にまでダメージを与えかねません。

そこで

  1. 「首」
  2. 「わきの下」
  3. 「そけい部(足の付け根)」
  4. 「ひざ裏」

を主要としたリンパ節が都度都度でリンパ液をろ過してキレイにしています。

Tomy
リンパ節は大小合わせて、全身に800個も存在しています。

1192_chap03_02_fix-620x591(引用:onyourmark MAGより)

リンパ節は球体になっており、内部には非常に強い免疫性をもつ「リンパ球(白血球)」や細菌を捕食してくれる「マクロファージ」が待機しています。

この免疫機能がしっかり働くことで、風邪が治りやすくなったり、傷の回復が早まったりします。

Tomy
疲労を軽減して「疲れにくい体」を作っていく上では、リンパ関係の働きがとても大切なわけです。

 

厄介なリンパの性質

このように非常に重要な役割をもつリンパですが、リンパの「流れ方」はとても特殊であり、厄介です。

というのもリンパには

  • 一方通行であり、循環しない。
  • 自発的に流れを生み出すポンプが存在しない。

という2つの性質があります。

ハテナちゃん
え!?「血液」とは全然違うんですね。

 

【特徴①:一方通行である】

まずリンパの性質として知っておかなければならないことは、基本的なリンパの流れが

『末端から中央への”一方通行”である』

ということです。

血液の場合は「心臓」を中心に全身を循環していきます。

しかし、リンパの場合は末端の毛細リンパから体の中心に向かって流れていきます。

Tomy
こんなイメージです。

(引用:大分 訪問マッサージより)

リンパをケアする場合には、末端→中央へ向かってほぐしていくのが基本となります。

 

【特徴②:ポンプが無い】

さらにリンパには、心臓のような「自動的に流れを生み出す装置」が存在していません。

それによって、流れが非常に「ゆるく・遅い」という特徴があります。

ハテナちゃん
リンパの動力源って何なんですか?
Tomy
主要な動力源になっているのは「筋肉の収縮」です。

逆流を防ぐ「弁」が存在していることによって、流れが”戻ってしまう”ことこそないものの…

「筋肉の収縮」すなわち「運動」がない状態では、ほとんど流れが発生しません。

 

したがってリンパケアにおける重要事項は

  1. 「末端から中央に向かって」
  2. 「筋肉を動かしていく」

この2点となります。

 

ストレッチにおいて心がけておくべきこと

リンパは、筋肉を大きく伸び縮みさせることによって流れが促進されていきます。

つまり、全身のストレッチこそが重要です。

大きな筋肉だけ…主要な関節周りだけ…ではなく、末端の細かい筋肉もしっかりとストレッチをしていきましょう。

Tomy

特に

  • 「ふくらはぎ」「足首周り」
  • 「前腕」「手首周り」

をきちんとストレッチすることが大切です。

 

*もし、リンパの流れを促進させるストレッチ内容に興味がある方は「モナリザエクササイズ」を調べてみてください。

(このブログでもちょこっと紹介しています→【免疫力アップ・ストレッチ】風邪予防には「モナリザエクササイズ」が効果的!?

 

まとめ

今回はリンパの働きに関してまとめてみました。

運動不足が続くとリンパの流れが悪くなり、老廃物の「ろ過機能」が落ちてしまいます。

身体の免疫力を高めるためにも、ストレッチを実践していきましょう。

リンパについてもっと勉強してみたいという方は

をぜひ読んでみてください。

では今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

うぱ
今日もありがとうぱ!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

千葉県出身。 現在は「健康」×「教育」の仕事に従事。 将来の夢は 「全ての人が毎日ストレッチする文化を創ること」。 ”歯磨きすること”と同じくらいの感覚で、体のケアをする文化が広まれば、きっと世界を変えていける!と信じている。 マイペースで群れることが嫌いな典型的なB型気質。同居人(?)”うぱ”とののんびりライフを進行中。 【順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツ科学科(スポーツ医科学専攻)卒・日本ストレッチング協会(JSA)会員:協会認定ストレッチインストラクター:CSI】