【筋肉と筋膜の違い】筋肉と筋膜の構造を「みかん」で例えてみると…?

【ページコンテンツ:気になる箇所へのジャンプも可】

ハテナちゃん
筋肉と筋膜の構造って、イマイチよくわかりません…

おそらく今このブログを読んでいる方の中にも、同じような悩みを抱いている方がいるのではないかと思います。

今日は「筋肉と筋膜の構造」”わかりやすく”まとめてみたいと思います。

 

筋肉とみかんの構造

まずは筋断面の構造を見てみましょう。

筋肉にはそれぞれ”区画”があり、全ての筋肉が一枚岩でつながっているわけではありません。

Tomy
太ももの断面はこのようになっており、黒い線が”区画”を示しています。

(引用:rehatora.netより)

この関係性を”みかん”で例えてみると、とてもシンプルに説明することができます。

ハテナちゃん
え!?みかんで?

 

みかんの構造

<①外皮=皮膚>

まずみかんの表面には”オレンジ色の硬い皮”があります。

ハテナちゃん
この外皮部分ですね!

ここは人間でいうところの「皮膚」にあたります。

外界と中身を隔てる”壁”としての役割を担っています。

 

<②白いフワフワ=脂肪>

続いて①の外皮を向いた時に現れる”白いフワフワ”です。

ハテナちゃん
ここですね!

ここは人間で言うところの「脂肪」にあたります。

ある程度の”厚み”を保つことによって、外界からの刺激を緩和し、中身を守ってくれています。

 

<③みかんの果肉=筋肉>

次にわたし達が普段食べている”果肉部分”です。

ハテナちゃん
ここですね!

ここがまさに「筋肉」です。

断面の大部分がこの筋肉(果肉部)によって占められており、中央の空洞部分が「骨」となります。

先ほどの筋断面図と類似している様子が見てとれると思います。

 

<④1つ1つの房=骨格筋>

この”果肉部分”を1つ1つの”房”に分かれています。

ハテナちゃん
これですね!

この”房”の1つ1つが”上腕二頭筋”や”大胸筋”などの「骨格筋」にあたります。

Tomy
太ももの断面図だと

  • 大腿直筋
  • 中間広筋
  • 大内転筋

などがこれですね!

 

<⑤薄皮=筋膜(筋周膜)>

④の”房”をさらに詳しく見ていくと、1つの”房”の周りにはそれぞれ”白く薄い皮”がついています。

ハテナちゃん
これですね!

この薄皮こそが「筋膜(筋周膜)」になります。

薄皮の存在が1つ1つの房を区切り確立する役割をもっています。

 

<⑥房の中の果肉=筋線維>

⑤の薄皮の中を見ていくと、そこにはさらに小さな”果肉の集合体”が見て取れます。

ハテナちゃん
これですね!

この小さな果肉が「筋線維」です。

そして、これを包み込んでいるさらに薄い皮が「筋内膜」という存在にあたります。

 

筋膜の重要性

筋膜の重要性を語る上で、特に注目すべきなのが「薄皮」です。

この”膜構造”は、非常に強力です。

もし仮に果肉部分の水分が抜けてスカスカになったとしても、この膜構造は最後まで残り続けます。

(引用:新感覚ドライフルーツre:fru[リフル] 生産工場便りより)

Tomy
水分が失われても膜構造は残るんですね。

つまり、最終的にみかんの形を構成しているものは「果肉部分」ではなく、この「薄皮」です。

これは人間においても同様です。

体の構造を作り出しているのはそれぞれの筋肉ではなく、筋肉を覆う”膜”であり”枠組み”でもある「筋膜」です。

だからこそ、筋膜に対するアプローチは非常に大切なのです。

ハテナちゃん
なるほど!改めて筋膜の大切さを理解しました。

 

ストレッチやマッサージの効果とは?

続いて”ストレッチやマッサージの効果”もみかんを使って、見てみましょう。

筋肉をほぐす(揉む)行為というのは、みかんを柔らかくする行為に似ています。

ハテナちゃん
こんなイメージですね。

強い力で揉んでしまうと中の果肉が砕けてぐちゃぐちゃになってしまいますが、適度に揉めば”壁”がほどけてむきやすくなります。

この時、みかんの内部では

  • 水分がより乾燥した部位へと流れ込んでいく
  • 「皮」同士が滑り合い、1つ1つの房がより独立した存在になっていく

という2つの現象が起こっています。

これは人間の体でも同様です。

適度な力で揉みほぐせば、水分が行き渡るとともに筋肉同士がスムーズに動くようになるわけです。

Tomy
ストレッチやマッサージには、血液循環を促して”組織内の水分バランス”を整える効果もあるんですね。

詳細はこちら:【ストレッチによる美肌効果】

 

まとめ

筋肉や筋膜を”実際に見る”ことはなかなかできません。

座学勉強だけでイメージが持てない際は、ぜひ実際にみかんやグレープフルーツを切ってみてください。

イメージができると理解はどんどん進みますので、試してみる価値はアリかと思います。

では今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

うぱ
今日もありがとうぱ!

 

<セラピストの皆さんへ>

トップセラピストに必要な“実践的ノウハウ”をまとめています。

→【トップセラピスト養成講座(全50話)

==

また現場で活躍するセラピストに向けた“人気コラム”も書いています。

→【セラピストサロン

ぜひ覗いてみてください。

シェア・ブックマークも忘れずに

「また後で見に来よう!」で見失わないように、シェア・ブックマークボタンをぜひご活用ください。


 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT US
Tomy先生
千葉県出身。 現在は「健康」×「教育」の仕事に従事。 将来の夢は「全ての人が毎日身体のケアをする文化を創ること」。 ”歯磨きすること”と同じくらいの感覚で、体のケアをする文化が広まれば、きっと世界を変えていける!と信じている。 マイペースで群れることが嫌いな典型的なB型気質。西新宿にて週末個人サロン「Tomy's room(トミーズルーム)」を運営中。 ◯順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツ科学科(スポーツ医科学専攻) ◯日本ストレッチング協会:認定ストレッチインストラクター<JSA-CSI> ◯全米ストレングス&コンディショニング協会<認定パーソナルトレーナー(CPT)&認定SCスペシャリスト(CSCS)>